マレーシア・イスカンダル地域開発庁(IRDA)のルディアント・アズハル経済・投資局長兼主任は2月13日、ジェトロ主催のセミナーで、南部ジョホール州に設立するジョホール・シンガポール経済特別区(JS-SEZ)が「1つのパッケージとして、両国が協力して外資を誘致する」取り組みだと指摘した。ルディアント局長は、2国間が越境経済圏を構築する「世界初の試みだ」と強調した。


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コネ姉さん: マレーシアとシンガポールが「ジョホール・シンガポール経済特別区(JS-SEZ)」を設立するって話ね!これは、両国が一体となって外資を呼び込む新しい試みですわよ。世界初の越境経済圏の構築という点が特に注目ね。
セカくん: すごい!シンガポールは金融やハイテク産業が強くて、マレーシアは製造業が発展してるっすよね?これって両国の強みを活かして、もっと大きな経済圏を作る狙いっすか?
コネ姉さん: そうね!シンガポールの高度な技術・金融インフラと、マレーシアの広い土地・安価な労働力を組み合わせることで、外資にとって魅力的な投資先になるの。特に、製造業や物流、デジタル経済の発展が期待されてるわ。
ボス: ふむ…越境経済圏とは言うが、国が違えば法律も税制も違うだろう?問題はないのか?
コネ姉さん: そこがポイントね!JS-SEZでは、投資家にとって統一された規制や優遇措置を整備する予定なの。シンガポールのビジネスのしやすさと、マレーシアのコストメリットを両立させるわけね。
セカくん: 具体的にどんな優遇措置があるっすか?法人税の減免とか、手続きの簡素化とか?
コネ姉さん: まだ詳細は発表されてないけど、税制優遇や、迅速な通関手続き、デジタルインフラの強化などが含まれる可能性が高いわね。シンガポールとマレーシアが一緒に制度設計するのが新しい試みよ。
ボス: だが、両国の関係は時々ぎくしゃくすることもあるだろう?うまくいくのかね?
コネ姉さん: それは確かに課題ね。でも、シンガポールとジョホール州は経済的な結びつきが強いの。日々多くの人が国境を越えて働いてるし、JS-SEZによってその流れをさらにスムーズにする狙いもあるのよ。
セカくん: 企業にとっては、シンガポールの金融サービスを活用しつつ、マレーシアの工場で生産できるのはメリット大っすね!特に日本企業にとってもチャンスになりそう!
コネ姉さん: ええ、日本企業もASEAN市場での生産拠点を拡大しやすくなるわ。すでにマレーシアに進出している日系企業も、JS-SEZを活用すればシンガポールの高度なサービスと組み合わせたビジネス展開ができるはずよ。
ボス: ふむ…確かに、ASEAN市場を狙うには良さそうだな。ただ、実際に運用が始まらないと見えてこない課題もありそうだが。
コネ姉さん: その通り!まだ発展段階だから、規制の調整やインフラ整備が進むかが鍵ね。でも、越境経済圏のモデルケースとして、世界が注目しているのは確かよ!
セカくん: これは楽しみっすね!日本企業もチャンスを活かせるように、今後の動向をチェックしておきたいっす!