韓国産業通商資源部は1月16日、2024年の自動車産業動向を発表した。発表によると、2024年の自動車生産台数は前年比2.7%減の412万8,447台、国内販売台数は6.5%減の162万5,848台、輸出台数は0.6%増の278万2,639台だった。輸出額は707億8,900万ドルで、前年と比べ0.1%減少したものの、歴代2位の輸出実績となった。

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コネ姉さん: 韓国の自動車産業、2024年は全体的に厳しい年だったみたいですわね。生産台数は前年比2.7%減、国内販売台数は6.5%減と振るわないけれど、輸出台数は0.6%増でなんとか持ち直しているのが救いですわ。
セカくん: 国内販売が6.5%も減ってるのは痛いっすね!でも、北米やアジアへの輸出額が伸びてるのは何でなんすかね?
コネ姉さん: 北米は韓国車の燃費性能や価格競争力が高いのがポイントね。アジアは近隣国とのFTA(自由貿易協定)で関税が優遇されている影響も大きいわ。逆にEUや中東は経済の停滞や競争の激化で厳しかったみたいね。
ボス: ふむ…エコカーの輸出が1.5%増と堅調だが、EVが26.6%も減少しているのは驚きだな。エコカーといえばEVだと思ってたが、なぜ低迷しているんだ?
コネ姉さん: EVの低迷は、世界的な需要減少やバッテリーコストの上昇が要因ですわね。それに対して、ハイブリッド車(HV)は燃費の良さと価格面での優位性が評価され、前年比38.4%増と絶好調ですのよ。
セカくん: えぇ、HVがそんなに伸びるとは!でも、EV需要が低迷するって予想外っすね。韓国政府はこの状況にどう対応してるんすか?
コネ姉さん: 韓国政府は「エコカー・二次電池の競争力強化策」を発表して、EV需要低迷への対策を打ち出しているわ。具体的には、国民負担を軽減する政策やバッテリーサプライチェーンの確保、未来技術の実用化を進める計画ですの。
ボス: ふむ…バッテリーサプライチェーンの強化というのは、具体的にどんな内容なんだ?どれくらい効果があるのかも気になるな。
コネ姉さん: 韓国はリチウムやコバルトといった重要素材の調達を安定化するために、鉱山開発や国際提携を進めていますわ。それに、リサイクル技術を強化して資源の再利用にも取り組んでいるの。これが将来的に競争力を高めるわね。
セカくん: なるほど!EVやバッテリーの素材を確保するのは、サプライチェーン全体の課題っすね。これって日本でも似た問題があるっすよね?
コネ姉さん: その通りよ!日本もEVシフトやバッテリー産業の課題は共通しているわね。特に素材調達やコスト管理は、日本企業にとっても重要なテーマですわ。
ボス: そうだな。韓国のように、国家レベルでの戦略が必要になるかもしれん。ただ、技術力で差をつける余地もあるんじゃないか?
コネ姉さん: 技術力は確かにカギですわね。韓国は次世代電池や効率的なバッテリー管理システムの開発を進めているの。日本も新技術を通じて競争力を発揮できる可能性があるわ。
セカくん: すごいっすね!エコカーの未来に向けて、韓国も日本も競争しながら成長していくのが理想っすね。これからどうなるのか楽しみっす!
ボス: うむ、厳しい状況でも対応策を打ち出している韓国の事例から学べることは多いな。特に、日本もエコカーとバッテリーの戦略を強化していくべきだというわけだな。