中国・遼寧省大連市で12月23日、同市の大学における日本語人材育成状況と日本企業での就職をテーマとするフォーラムが開催され、大連進出日系企業、日本語教育関係者など約100人が参加した(主催:在瀋陽日本総領事館在大連領事事務所、共催:ジェトロ、大連日本商工会および中国日本語教学研究会大連分会)。
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コネ姉さん:
今回のテーマは、中国・大連市で開催された「日本語人材育成と日本企業での就職」をテーマにしたフォーラムね。大学と日系企業の連携を強化し、日本語を学ぶ学生が日本企業で活躍できるような仕組みを議論したの。
セカくん:
へえ、大連の学生が日本企業で働きたいってことっすか?なんで日本企業を選ぶ人が増えてるんすかね?
コネ姉さん:
中国経済の鈍化が背景にあるわ。それに、日本企業での就職を目指す学生は、安定した雇用や国際的な経験を求めているの。さらに、日本の留学制度や就職支援の取り組みも影響しているわね。
ボス:
ふむ…日本企業はどんな人材を求めているんだ?特に中国の学生に期待しているスキルは何か?
コネ姉さん:
基礎力、学習力、実践力が求められているわ。特に言語能力だけでなく、柔軟性や問題解決力、日本のビジネス文化への適応力が期待されているわね。
セカくん:
でも、日本語って話せるだけじゃダメなんすか?もっと実践的なスキルが必要ってことっすか?
コネ姉さん:
その通りよ。実践的な日本語スキル、例えばビジネス会話や報告書作成能力が必要なの。それに、職場でのコミュニケーション能力やチームワークも重要ね。
ボス:
このフォーラムでは、どんな具体的な提案が出されたんだ?大連市内の大学や企業が連携する方法はあるのか?
コネ姉さん:
大連理工大学の由志慎主任が具体策を提案しているわ。例えば、求職者と企業をつなぐプラットフォームの設置や、文化交流イベントの開催、産学連携プログラムの強化などが挙げられたの。
セカくん:
産学連携って、企業が大学とコラボして授業を作るってことっすか?それって学生にとってメリットあるんすね。
コネ姉さん:
そうよ。企業のニーズに合わせたオーダーメイドの科目を提供することで、学生は就職後に即戦力として働けるわ。それに、企業研修で実践経験を積むチャンスも増えるの。
ボス:
しかし、これらの取り組みが成功するには、どんな課題があるんだ?全てがスムーズに進むとは思えないが。
コネ姉さん:
課題はあるわ。例えば、大学と企業間の情報共有の不足や、文化やビジネス慣習の違いへの対応が挙げられるわ。それを解決するには、継続的な交流と調整が必要ね。
セカくん:
日本企業としても、中国の日本語人材をどう活用するかがポイントっすね!特にどんな業界で需要が高いんすか?
コネ姉さん:
製造業やIT、サービス業など、多くの業界で需要が高いわ。特に中国進出している日系企業にとって、日本語人材は現地スタッフと日本本社の橋渡し役として重要ね。