エジプト・カイロで12月3~5日、アフリカ最大級の農業・食品分野展示会「Food Africa」が開催された。9日現在、主催者からの正式な出展者数や来場者数の発表はないが、国家情報サービス(SIS)によると、39カ国から1,018社が出展した。出展物は穀物、野菜・果物加工品、食肉・魚介類、乳製品、菓子類、飲料、食用油、調味料など多岐にわたった。
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コネ姉さん: エジプト・カイロで開催されたFood Africa 2024、アフリカ最大級の農業・食品展示会ね。39カ国から1,018社が出展したのは大規模なイベントと言えるわ。
セカくん: すごいスケールっすね!出展物はどんなものが多かったんですか?
コネ姉さん: 穀物、加工品、乳製品、調味料、飲料など、食品関連の幅広いアイテムが展示されていたわ。特にエジプトが穀物輸入国として注目されているから、そこに関連する企業が多く集まったの。
ボス: エジプトの食料自給率が56%というのは低い方なんだろうか?
コネ姉さん: そうね、エジプトは輸入に大きく依存しているの。特にウクライナ侵攻以降の食料危機で、世界銀行の支援を受けながら対応している状況よ。
セカくん: ロシアやブラジル、インドなど穀物輸出で目立つ国も出展してたんですよね?インドのバスマティ米とか!
コネ姉さん: その通り。バスマティ米はアジア市場だけじゃなく、中東やアフリカ市場でも人気があるの。エジプト市場はそうした製品にとって重要なターゲットよ。
ボス: 併催された機械展示会「Packprocess」も興味深いな。どんな動きがあったんだ?
コネ姉さん: 食品加工や包装関連の技術展示ね。中国やドイツ、サウジアラビアが大型ブースを設けて存在感を示したわ。日本からも印刷機メーカーがエジプト代理店を通じて出展していたの。
セカくん: 日本の技術も参戦してるのは嬉しいですね!食品加工技術はどんな影響があるんですか?
コネ姉さん: 食品の保存期間を延ばしたり、輸送効率を上げたりと、エジプトのような食料安全保障が課題の国では非常に重要な技術よ。
ボス: 食料問題と技術の結びつきが深いわけだな。エジプト市場は日本企業にとってどうなんだ?
コネ姉さん: エジプトは中東・アフリカ市場へのハブだから、参入する価値は大きいわ。食料や機械だけじゃなく、サステナビリティを意識した技術も求められているの。
セカくん: 次回の展示会では、日本企業の存在感がもっと高まるといいですね!