米国連邦住宅金融抵当公庫(フレディマック)は11月27日、11月第4週の住宅ローン金利を公表した。11月は連邦準備制度理事会(FRB)が9月会合に続いて利下げを行ったものの、ドナルド・トランプ次期大統領の当選を受けて国債利回りが高止まりし、30年物固定住宅ローン金利は6.81%まで上昇した。

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コネ姉さん:アメリカの住宅市場がちょっと複雑な動きをしているわね。金利が6.81%まで上昇した影響で、新築住宅販売は10月に前月比17.3%減少した一方で、中古住宅販売は3.4%増加しているのよ。
セカくん:新築と中古で全然違う動きっすね!なんでこうなるんすか?
コネ姉さん:新築住宅の場合、ローンの組成や担保評価に時間がかかるから、金利の低下がすぐには反映されないの。それに比べて、中古住宅は在庫が増えたり、9月末の一時的な金利低下の影響を受けやすかったみたい。
ボス:ふむ…住宅着工件数も減少しているようだが、これはどう説明できるのだ?
コネ姉さん:住宅着工件数も全体では3.1%減少しているわ。特に戸建てが6.9%減少しているのが響いているの。でも、集合住宅は逆に9.8%増加しているから、住宅の種類による違いもあるのね。
セカくん:金利が上がるとやっぱり住宅市場全体に影響が出るんすね。でも、建設業者はどう感じてるんすか?
コネ姉さん:意外と楽観的よ。全米住宅建設業者協会(NAHB)の住宅マーケット指数(HMI)は46で、3カ月連続で改善しているわ。特に6カ月先の住宅販売見込みは上昇しているから、将来に期待を持っているみたい。
ボス:ふむ…金利が高止まりしている中でのこの楽観的な見方は興味深いな。その背景には何があるのだろう?
コネ姉さん:高金利に対する耐性や、需要の底堅さを見込んでいるのかもしれないわ。それに、住宅在庫の不足感が中長期的には価格を支えるという見方もあるわね。
セカくん:ハリケーンの影響とかもあったみたいっすけど、それも数字に影響してるんですか?
コネ姉さん:南部では確かにハリケーンの影響で建設が遅れているケースもあるわね。これは一時的な要因だから、それを差し引いて考える必要があるわ。
ボス:この状況でトランプ次期政権がどのような住宅政策を打ち出すのかも気になるな。
コネ姉さん:住宅政策が金利や市場にどのような影響を与えるかは重要なポイントね。住宅市場はアメリカ経済全体に大きな影響を及ぼすから、政策動向を注視する必要があるわ。
セカくん:これからの動きが面白そうっすね!住宅市場って、金利だけじゃなくて政策や外的要因にも左右されるんすね。
コネ姉さん:その通りよ。アメリカの住宅市場がどう進展していくのか、これからも注目していきましょう!