9月の失業率は4.1%、労働参加率と就業率が過去最高に

9月の失業率は4.1%、労働参加率と就業率が過去最高に

オーストラリア統計局(ABS)は10月17日、2024年9月の雇用統計を発表し、失業率(季節調整済み)が4.1%だったと明らかにした。就業者数の伸び率が失業者数の伸び率を上回り、失業率は前月から0.1ポイント減少した。
就業者数は前月比で6万4,100人増加し(0.4%増)、1,452万1,900人となった。一方、失業者数は9,200人減少し(1.5%減)、61万…

引用元 JETRO:ビジネス短信

セカくん オーストラリアの失業率が4.1%に下がったって、経済が堅調ってことっすかね?それに、労働参加率も過去最高らしいです!

コネ姉さん そうね、失業率の低下と労働参加率の向上は、確かに経済の強さを示す要因ね。特に就業者数が増加したことは、安定した雇用環境があることを裏付けているわ。

ボス 労働参加率ってのが67.2%だが、これは多いのか?何を意味するんだ?

コネ姉さん 労働参加率が高いということは、働ける年齢層の中で働く意欲のある人が多いということよ。オーストラリアでは、この数値が過去最高だから、今の雇用状況はかなり良好だといえるわね。

セカくん フルタイムの増加も大きかったみたいっすよ!前月から5万1,600人増えてて、パートタイムの3倍以上の伸びですね。

ボス なるほど、フルタイム雇用が増えるのは、企業も安定してる証拠かもしれん。ところで、地域ごとに失業率の違いも出ているのか?

コネ姉さん ええ、州ごとのデータでは、南オーストラリア州だけが上昇してるの。でもニューサウスウェールズ州やビクトリア州など、他の地域では減少しているわ。西オーストラリア州は3.6%と特に低い水準ね。

セカくん へえ、地域差もあるんですね。こういう差ってどうして出るんでしょうか?

コネ姉さん 各地域の産業構造や雇用機会が関係しているわ。たとえば、西オーストラリア州は資源産業が強く、雇用が多い地域なのよ。

ボス つまり、その地域にどんな産業が多いかで、就職のしやすさが違うってことか。

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