チリのEC市場は高成長見込み、越境ECは中国が存在感
サンティアゴ商工会議所(CCS)は10月15日、主催するイベント「Eコマースイノベーションサミット」において、チリにおける電子商取引(EC)市場の傾向を発表した。
2023年のチリにおけるEC化率は15%で、日本の12%を上回る水準にある。また、2024年第3四半期(7~9月)において、最近1カ月間にオンラインで何らかの商品やサービスを購入した人の割合は66%にのぼった。
引用元 JETRO:ビジネス短信


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コネ姉さん:チリのEC市場が急成長しているわね!2023年のEC化率は15%で、日本の12%を上回っているわ。特に衣服やテクノロジー、美容などが人気のカテゴリーだそうよ。
セカくん:EC化率が日本よりも高いのはすごいっすね!オンラインショッピングがますます主流になってるってことっすかね。大型小売店のECサイトが64%と最も多いのも納得です。
ボス:ふむ…しかし越境ECで中国企業が強いのは驚きだな。アリエクスプレスが30%、シーインが15%も占めているとは。
コネ姉さん:その理由は、チリの消費者が価格を重視する傾向にあるからね。中国企業の価格戦略が大きな支持を得ているわ。さらに、チリの税務コンプライアンス法が改正され、41ドル以下の貿易に対する付加価値税(IVA)の免除が廃止されたのも影響するかもしれないわ。
セカくん:それって越境ECの価格競争に影響が出る可能性があるってことっすね。でも、競争力は維持される見通しなんすか?
コネ姉さん:ええ、そうね。国内の商品と同じ条件になっても、外国のEC事業者は依然として重要なプレイヤーであり続けるわ。特に、価格競争力や商品多様性が強みね。
ボス:とはいえ、サイバーマンデーの売上高が過去最高の4億4,700万ドルに達したのは見逃せん。観光・旅行分野の40%増加も驚きだな。
セカくん:2024年のEC売上高予測が115億ドル、そして2029年までの年平均成長率が13.2%って、かなりの成長ポテンシャルがある市場っすね!
コネ姉さん:そうね。チリのEC市場は今後も成長が期待されているから、日本企業もチャンスを探る価値があると思うわ。特に、価格戦略や物流の最適化に注力すれば、競争力を高めることができるわ。
ボス:なるほどな。海外の市場動向は常に変化しているが、こうした成長市場に対する柔軟な戦略が求められるというわけだ。