中国・大連市で9月26~28日、「大連日本商品展覧会」が開催された。大連市政府が主催、中国国際貿易促進委員会大連市分会と大連国際商会が実施したもので、日本の商品に特化した展示会となっている。
13回目となる今回の出展社数は約300社、3日間の来場者数は延べ約6万人に達した。
13回目となる今回の出展社数は約300社、3日間の来場者数は延べ約6万人に達した。


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コネ姉さん:中国・大連市で「大連日本商品展覧会」が開催されたのね。今回で13回目で、300社が出展して3日間で延べ約6万人が来場したというから、かなり大規模なイベントだったわね。日本製のヘルスケア、食品、日用品などが展示されていて、中国進出日系企業の商品も多く出展されていたみたい。
セカくん:成約金額が2億6,000万元、約54億6,000万円ってすごいっすね!ジェトロが初めて「健康・福祉」ゾーンにパビリオンを設置して、日本の介護・福祉関連企業18社を取りまとめたっていうのも面白いっすね。BtoBとBtoCの両方を意識したってことは、現地のニーズをしっかり調査しながら商談も進めたってことっすね。
ボス:ふむ、一般市民も多く訪れる展示会でありながら、介護施設やディストリビューターといった業界関係者も来ているのは良いことだな。実際に商談が進んだ企業もあるようだし、介護や福祉用品のPRには適した場だったのだろう。
コネ姉さん:ええ、ジェトロパビリオンには大連市の介護施設や医療施設など約100社が来場して、具体的な商談も進められたようね。特に大連康養産業集団との交流会も行われて、大連のヘルスケア事業の発展状況や日本企業との連携の可能性について意見交換したみたい。これが将来のビジネスチャンスに繋がる可能性が高いわね。
セカくん:そうっすね!実際に参加した企業も、一般客だけじゃなくて介護施設の関係者も多く来てくれて、商談につながったって喜んでたみたいだし。介護福祉用具とかは、やっぱり体験して説明を聞いてもらうことで、その良さが伝わるんですね。
ボス:そういう点では現地での展示会は有効だな。だが、機能性素材を使ったアイテムに関心が少なかったという声もあったな。やはりターゲット層や製品の特性によって、受ける印象が異なるということか。
コネ姉さん:その通りね。また、今回は最初の2日間が平日だったこともあって、若年層の来場が少なく、アクティブシニア層が多かったみたい。この層にどうアピールするかがポイントになるわね。それに、バイヤーからも具体的なニーズが寄せられていて、例えば介護ベッドや移乗介助グッズ、糖質制限食品などが求められているから、今後のマッチングが重要になるわ。
セカくん:確かに、具体的なニーズが分かれば、より的確な商材を提案できそうですね!ジェトロが今後も現地バイヤーと日本企業のマッチングを支援していくってことは、どんどん新しいチャンスが生まれるかもしれないっすね!