米国連邦議会下院の「米国と中国共産党間の戦略的競争に関する特別委員会(中国特別委員会)」は9月10日、ジョン・ムーレナー委員長(共和党、ミシガン州)による、ジョージア工科大学と天津大学ジョージア理工深セン学院(GTSI)との提携解消を歓迎する声明を発表した。ジョージア工科大学は2016年12月に、天津大学、深セン市政府と、同市にGTSIを設立する契約を締結していた。


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コネ姉さん: 米国連邦議会下院の「中国特別委員会」が、ジョージア工科大学と天津大学との提携解消を歓迎する声明を発表したのね。ジョージア工科大学は国防総省と協力して安全保障上の課題を解決するための研究も行っていて、今回の決断は米国の国家安全保障を優先したものと評価されているわ。
セカくん: そうなんだ!ジョージア工科大学と天津大学の共同研究で、機能性グラフェン半導体の開発に成功したっていう話もあるけど、それが量子コンピューティングやサイバー活動に使われる可能性があるなんて、結構すごい技術だよね。
ボス: ふむ…天津大学はすでに米国のエンティティー・リストに掲載されていて、軍事利用可能な企業秘密の窃盗が疑われているからな。ジョージア工科大学がこのパートナーシップを解消するのは当然とも言えるかもしれん。
コネ姉さん: そうね。2020年と2021年にジョージア工科大学はGTSIでの研究のために中国から資金を受け取っていたけれど、情報開示が不十分だと指摘されていたわ。中国特別委からの情報公開を求める書簡を受けて、最終的に提携中止を決めたのよ。
セカくん: それにしても、ムーレナー委員長が他の米国の高等教育機関にも同様の注意を促しているってことは、これからもっと厳しくなるかもしれないね。学術機関でも国家安全保障が関わる時代なんだなぁ。
ボス: まあ、技術の進歩が国家間の競争を激化させる中で、米国政府が機微技術の流出防止に注力するのは理解できる。大学や研究機関もその影響を受けることになるだろう。
コネ姉さん: その通りね。米国は企業だけでなく学術機関も監視し、技術流出の防止に努めているわ。これでセッションは終了です。