オーストラリア統計局(ABS)は9月4日、2024年第2四半期(4~6月)の実質GDP成長率が前期比0.2%、前年同期比は1.0%と発表した。前期比は2021年第4四半期から11四半期連続でプラス成長となった。


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コネ姉さん:オーストラリアの第2四半期の実質GDP成長率、0.2%のプラス成長だけど、伸びは鈍化しているわね。これは高金利やインフレが影響しているのが大きいわ。
セカくん:確かに、金利が高いとみんな消費を抑えちゃうっすよね。民間の消費支出が減ったっていうのも、そういう理由からなんでしょうか?
ボス:ふむ…輸送サービスとか、特に航空機旅行のような余裕のある支出が減っているということだな。人々が財布のひもを締めているのがわかるというわけだ。
コネ姉さん:そうね、消費を抑えることで民間消費支出が減少したの。それに、国内総固定資本形成も3四半期連続でマイナスというのも気になるポイントね。
セカくん:固定資本形成って投資のことですよね?民間部門の投資が減ってるってことは、企業も慎重になってるってことっすか?
ボス:そうだな、特に農業や小売業での投資が減っているようだ。機械設備の投資が2.4%減少したというのは、これからの成長にも影響が出てくるかもしれん。
コネ姉さん:その一方で、サービス産業は情報通信業や医療サービス業、専門・科学技術サービス業などが好調で、成長に寄与しているわ。特に情報通信業が1.6%も増えているのは興味深いわね。
セカくん:へぇ、デジタル分野とか医療分野が伸びてるってことっすね。これはコロナ以降のデジタル化や医療の需要増加が影響してるんでしょうか?
ボス:それも一理あるかもしれん。だが、鉱業は振るわなかったようだな。石炭や石油・ガスが天候不良で減産したのが痛かったというわけだ。
コネ姉さん:そうね、でも鉄鉱石は3.3%増えているから、一部の鉱物資源はしっかりと支えているわ。やはり自然環境の影響を受けやすい産業ということね。
セカくん:オーストラリアの経済は、やっぱり鉱業が重要なんすね。でも、こういう時こそ多様化が必要だと思うっす!
ボス:確かに、鉱業以外の産業を育てることも重要だな。サービス業や情報通信業が成長しているのは、まさにその方向性かもしれん。
コネ姉さん:その通りね。チャルマーズ財務相も述べていたように、不確実性の高い世界経済の中で、国内の成長戦略をどう進めていくかが鍵になるわ。
セカくん:オーストラリアも、いろんな分野で新しいチャンスを見つけて、成長を続けてほしいっすね!
コネ姉さん:そうね。新しい機会を見つけて経済を活性化させることが大切よ。これからも注目していきたいわ!