インドネシア商業省は8月8日、インドネシアと日本が日本・インドネシア経済連携協定(JIEPA)改正議定書に署名したと発表した。署名はインドネシアのズルキフリ・ハサン商業相と日本の上川陽子外相との間で、ビデオ会議方式により実施した。今回の改正交渉では特に物品貿易、サービス貿易、自然人の移動、知的財産、政府調達の分野が対象となった。
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セカくん インドネシアと日本が経済連携協定(JIEPA)の改正議定書に署名したんすね!特に物品貿易やサービス貿易、電子商取引なんかが対象となってるみたいっすけど、具体的にどんな影響があるんすか?
コネ姉さん そうね、今回の改正で、インドネシアから日本への輸出品目の関税が引き下げられることで、インドネシア産品が日本市場にさらに輸出しやすくなりますわ。具体的には、エチルアルコールや農産品の関税が引き下げられる点が重要です。一方で、日本からインドネシアへの自動車や鉄鋼製品などの関税も段階的に撤廃されるので、これらの産業にとって大きなメリットがありますわね。
ボス ふむ、日本からの自動車や鉄鋼製品の関税が減ることで、日本の企業にとってはインドネシア市場へのアクセスが良くなるというわけだな。特に自動車産業には追い風になるんじゃないか?
コネ姉さん その通りですわ。セダンやスポーツカーなどの関税が段階的に撤廃されることで、日本の自動車メーカーにとってはインドネシア市場での競争力が高まります。これによって、インドネシアでの販売が増加する可能性がありますわね。
セカくん それと、新たに電子商取引に関する章が設けられたのも注目っすね。デジタル経済の発展が進んでる中で、こうした取り組みは重要っすよね。
コネ姉さん そうですわね。電子商取引に関する規定が整備されることで、オンラインビジネスがより活発になることが期待されます。また、サービス貿易の分野でも、不動産や倉庫サービスなどの改善が図られ、両国間のビジネスがさらに拡大するでしょう。
ボス ふむ、両国にとってウィンウィンの関係を築ける可能性があるというわけだな。2025年中に承認手続きが完了する見込みということだが、実際に効力が発生するのはもう少し先ということか。
コネ姉さん そうですわね。効力が発生するのは、両国の国内法上の手続きが完了した日から2カ月後の月の初日ですから、少し時間はかかります。しかし、この改正議定書が発効すれば、両国の経済関係はさらに強化されることが期待されますわ。
セカくん インドネシアと日本の経済関係が深まるのは良いことっすね!これからの展開が楽しみっす!
コネ姉さん そうですね。両国の協力がさらに強まることで、新しいビジネスチャンスが生まれることを期待しましょう。