タイ投資委員会(BOI)は、2024年1~6月のタイへの外国直接投資統計を公表した。申請ベースでは、投資額が前年同期比16.3%増の約3,257億バーツ(約1兆3,354億円、1バーツ=約4.1円)、投資件数が82.5%増の889件となった。
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コネ姉さん: タイ投資委員会(BOI)が2024年上半期の外国直接投資(FDI)統計を発表したんだけど、これがタイへの投資がどれだけ増えているかを示しているわよ。
セカくん: それは興味深いっすね!具体的にどんな結果が出たんですか?
コネ姉さん: 2024年1~6月のタイへの外国直接投資は、申請ベースで前年同期比16.3%増の約3,257億バーツ、投資件数は82.5%増の889件となったわ。特に、中国系シンガポール企業からの電気電子部品の大型投資があったシンガポールが、投資額で首位になったの。
ボス: ふむ…シンガポールや中国からの投資が増えているというのは、タイが東南アジアの重要な投資先として注目されているということだな。日本からの投資はどうだったんだ?
コネ姉さん: 日本からの投資は、申請ベースで約300億バーツとなり、前年同期比で13.1%減少して4位だったわ。認可ベースでも約385億バーツで、前年同期比で23.0%減少して3位にとどまっているの。
セカくん: それってちょっと残念な結果っすね。でも、他の産業での投資状況はどうなんですか?
コネ姉さん: いい質問ね、セカくん。タイ政府が推進する「タイランド4.0」に関連するターゲット産業への投資では、電気電子・エレクトロニクス分野が最大の投資額で約1,397億バーツだったの。また、デジタル、航空、自動車・同部品、医療などの分野でも大幅な増加が見られたわ。特にデジタル分野は前年同期比で約15.3倍の増加という大きな伸びを見せているの。
ボス: ふむ…これからタイが目指す産業高度化が着実に進んでいるというわけだな。日本企業としても、この流れをうまく活用する必要があるかもしれん。
セカくん: そうですね!タイの産業がどう成長していくのか、そして日本企業がどう関わっていくのか、これからも注目っすね。
コネ姉さん: その通り、セカくん。タイは今後も成長が期待される市場だから、引き続き情報をしっかり追っていきましょう!