メキシコ工業団地協会(AMPIP)は8月6日、「工業団地開発計画2024―2030」と題した報告書を発表し、民間デベロッパーによる今後6年間の工業団地開発計画とそれを実現するための提言を発表した。AMPIPは1986年に設立された業界団体で、4,000超の入居企業がある国内460カ所の工業団地を代表する。


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コネ姉さん:メキシコ工業団地協会(AMPIP)が「工業団地開発計画2024―2030」を発表したわ。これからの6年間で128の新しい工業団地を建設する計画があり、620~860億ドルの投資が見込まれているわ。メキシコが米中の通商摩擦の影響で、ニアショアリングの恩恵を受け、国際的な生産チェーンの中で重要な位置を占める可能性があると報告書は強調しているわよ。
セカくん:すごいっすね!128の工業団地ができるって、めちゃくちゃ大きな計画っすね。これでどんな産業がメキシコに進出してくるんすか?特に注目されている業界とかあるんすかね?
コネ姉さん:ニアショアリングの流れから、アメリカ向けの輸出産業が中心になるわ。自動車産業、エレクトロニクス、製造業全般が主なターゲットね。特にヌエボレオン州やコアウイラ州といった北部地域への進出が増えると予想されているの。これらの州は、アメリカ市場に近くて輸送コストを抑えられるから、とても魅力的よ。
ボス:ふむ…電力インフラの整備も大きな課題になっているようだが、民間資本を導入して進めるという提案はどうなんだ?本当に効果があるのか疑問に思うな。
コネ姉さん:確かに、電力インフラの整備が遅れていることは課題ね。民間資本を活用することで、送配電インフラの強化がスピーディーに進む可能性はあるわ。ただし、憲法で電力庁(CFE)の独占が定められているため、民間資本がどこまで関与できるかが鍵になるわね。分散型発電の推進も合わせて進めることで、電力の安定供給が実現できるかもしれないわ。
セカくん:なるほど!それに、行政手続きのデジタル化や企業誘致の戦略も重要っすね。これがうまくいけば、もっと多くの企業がメキシコに進出してくるかもしれないっすね!
ボス:ふむ、デジタル化が進めば、企業の手続きも簡素化されて、進出のハードルが下がるだろうな。だが、それがどれだけ迅速に実現するかが問題だ。新政権がどこまで本気で取り組むかにかかっているだろう。
コネ姉さん:そうね。AMPIPが提言するように、民間部門と政府が協力してインフラ整備や行政手続きの改善を進めることができれば、メキシコはさらに強力な製造業の拠点になる可能性があるわ。今後の動向に注目ね。
セカくん:メキシコの未来が楽しみっすね!これからも注目していきたいっす!