英国の海洋事業調査会社ドリューリー(Drewry)は7月25日、世界コンテナ指数(WCI)を発表した。40フィートコンテナ当たり、上海発ロサンゼルス行きの運賃は前週比5%減の6,934ドル、上海発ニューヨーク行きは4%減の9,213ドル、上海発ジェノバ行きは1%減の7,645ドルとなったと発表した。


カナダ・トロント中心部に所在する北米最大規模の都市型イノベーションハブのMaRSディスカバリー・ディストリクトで12月2~3日に、同組織が注力するグリーン分野やネットゼロ関連のスタートアップエコシステムをテーマに毎年開催 […]
ジェトロと米国シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は12月9日、首都ワシントンで日米の経済関係強化や国際貿易体制の構築に向けた協力などをテーマにセミナーを開催した。 引用元 JETRO:ビジネス短信 コネ姉さん: […]
「商業の新時代:ローカルプロダクトの評価を高める」をテーマとする第18回カンボジア貿易エキスポ(CTExpo)が、12月4日から7日までの4日間、プノンペンのPH Grand Hall Centerで開催された。 引用元 […]
Copyright © セカイコネクト
セカくん: ドリューリーが発表した世界コンテナ指数(WCI)によると、上海発のコンテナ運賃が下がっているんですね。具体的にはどのくらいの下落があったんですか?
コネ姉さん: そうね、セカくん。7月25日に発表されたWCIによると、上海発ロサンゼルス行きの運賃は前週比5%減の6,934ドル、上海発ニューヨーク行きは4%減の9,213ドル、上海発ジェノバ行きは1%減の7,645ドルだったの。前年同月の運賃と比較すると3~4倍と依然高値だけど、スポットレートはピークに達したと見られているわ。
ボス: ふむ…上海航運交易所のコンテナ船運賃指数も下がっているようだな。
コネ姉さん: その通りね。上海発のコンテナ船運賃指数(SCFI)は3週連続で減少し、3,447.87ポイント(前週比2.67%減)となったの。特に米国東海岸向けは1,888.96ポイントで前週比0.6%減だったわ。
セカくん: ジェトロのヒアリングでも、同様の見解が出ているんですね。今後の運賃の動向についてどう見ていますか?
コネ姉さん: 上海に拠点を置くコンテナ海運会社の担当者は、アジア発米国西海岸向け航路でサービスを増やす動きがあるため、供給過多になり運賃が調整局面に入っていると話していたわ。8月の需給バランスや港湾の混雑状況を注視する必要があるけれど、10~12月には貨物輸送需要が減少する可能性があるの。また、2024~2026年に新造船の投入が予定されているため、運賃高が徐々に緩和される可能性もあると見ているの。
ボス: ふむ…貨物輸送需要の動向や新造船の投入が運賃に影響を与えるのだな。
セカくん: そうですね。運賃がどう動くかはしばらく注視していく必要がありますね。今後の運賃動向に注目しましょう。