米国スタートアップのクアンタムスケープ(本社:カリフォルニア州サンノゼ市)は7月11日、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)の車載バッテリー事業子会社パワーコーと、クアンタムスケープの技術に基づく全固体電池を大量生産する合意に達したと発表した。


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コネ姉さん: セカくん、クアンタムスケープとフォルクスワーゲンの最新ニュースはチェックした?
セカくん: もちろん!全固体電池の大量生産に合意したって話だよね。これってどういう意味があるんですか?
コネ姉さん: 全固体電池は、従来の液体電解質のリチウムイオン電池と違って、固体電解質を使うんです。それにより、エネルギー密度が高く、高速充電が可能になり、電池寿命も延びるという利点がありますわ。
ボス: それに発火リスクも低いんだろ?それはEVにとって大きな利点だな。
コネ姉さん: そうですね。クアンタムスケープの電池はリチウムメタルアノードを使っており、これが高いエネルギー密度を実現しています。さらに「アノードなし」で製造され、初回充電時にアノードが形成される仕組みです。これにより製造コストも下がりますわ。
セカくん: フォルクスワーゲンが年間最大40GWhの全固体電池を生産するってことは、約100万台の車に装備できるんだね。これでEVの普及が一気に進みそう!
ボス: そうだな。しかも、クアンタムスケープの電池は1,000回の充電サイクル後も95%以上のキャパシティーを保持しているとのことだ。これなら長距離走行も安心だ。
セカくん: クアンタムスケープとフォルクスワーゲンは2012年から協力関係にあったんだね。これからの進展が楽しみだな。
コネ姉さん: 全固体電池の大量生産が実現すれば、EV市場全体に大きな影響を与えるでしょうね。持続可能な交通手段への移行が加速しそうですわ。
ボス: 確かに、EVの性能向上とコスト削減は大きなメリットだな。これからの技術革新が楽しみだ。