米国商務省産業安全保障局(BIS)は7月18日、国際標準規格策定での輸出管理規則(EAR)の緩和要件を明確化する暫定最終規則(IFR)を発表した。官報で即日公示され、有効となった。米国企業が国際標準規格の策定に参加しやすくすることで、グローバルな技術的リーダーシップの維持、確保を目指す内容となっている。

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コネ姉さん: ボス、米国商務省産業安全保障局(BIS)が国際標準規格策定に関する輸出管理規則(EAR)の緩和要件を明確化する暫定最終規則(IFR)を発表したわね。
ボス: ふむ、これは何が変わるんだ?
コネ姉さん: 今回のIFRは、米国企業が国際標準規格策定に参加しやすくするためのものだわ。具体的には、標準規格策定関連活動の定義を見直し、特定の「ソフトウエア」や「技術」に対する輸出規制の適用を明確化したわ。
ボス: これは、2019年にファーウェイがエンティティー・リストに掲載されて以来、米国企業が国際標準規格策定に参加しにくくなったことに対する対応だな。
コネ姉さん: その通りよ。BISは2020年6月にも一部緩和を行いましたが、完全には不確実性を払拭できなかったわ。今回の改定は、さらに具体的な範囲を明確にすることで、米国企業が安心して標準規格策定に参加できるようにすることを目指してますわ。
ボス: 具体的にはどのような活動が標準規格策定関連活動として認められるんだ?
コネ姉さん: 標準規格策定関連活動として、製品や製造方法に関する一般的かつ反復的な使用、規則、ガイドライン、技術的特性などを規定する文書の策定が含まれてるわ。さらに、規格の開発、公布、改定、発効・再発効、解釈、実施なども含まれてるわ。
ボス: アラン・エステベス次官は何と言っているんだ?
コネ姉さん: エステベス次官は、「国家安全保障への脅威となる環境が進化し続ける中、米国が未来をかたち作る技術標準の最前線に立ち続けることを確実にするための極めて重要な一歩だ」と述べているわ。今回の規則制定は、米国のリーダーシップ強化を目的とした「重要・新興技術に関する国家標準化戦略(USG NSSCET)」を支援するものね。
ボス: パブリックコメントの募集も始まっているんだな。
コネ姉さん: ええ、連邦政府のポータルサイトからオンラインでコメントを提出できるわ。提出期限は9月16日よ。
ボス: これは米国の技術的リーダーシップを維持するための重要な動きだな。今後の展開に注目だ。