タイ商務省貿易交渉局(DTN)は6月25日、タイ・EU自由貿易協定(FTA)の第3回交渉が同月17日から21日にかけて、ベルギーのブリュッセルで実施されたことを明らかにした。交渉は20の作業部会に分かれて行われた。第4回交渉は11月にバンコクで実施される予定。
EUとのFTA締結は、タイの現政権にとって最優先事項の1つだ。
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セカくん: 「タイ商務省貿易交渉局がタイ・EU自由貿易協定(FTA)の第3回交渉を発表したんですね!どんな内容だったんですか?」
コネ姉さん: 「そうね、第3回交渉は6月17日から21日にベルギーのブリュッセルで行われたの。20の作業部会に分かれて、詳細な交渉が行われたわ。」
ボス: 「ふむ…EUとのFTA締結は、タイにとってどれほど重要なんだ?」
コネ姉さん: 「EU市場への輸出拡大や、EUからの投資を呼び込むことが期待されているわ。特にタイとベトナムに生産拠点を持つ日系製造業からは、このFTA交渉の進捗に大きな関心が寄せられているの。」
セカくん: 「ベトナムには既にEUとのFTAがあるんですよね。それと比べてタイの競争力はどうなんですか?」
コネ姉さん: 「そう、ベトナムとのFTAがあることで、企業はベトナムとタイのどちらに投資するかの判断にFTAが大きな影響を与えるわ。タイも同様のFTAを締結することで競争力を高めることができるの。」
ボス: 「交渉は順調に進んでいるのか?」
コネ姉さん: 「一部の分野では難航しているわ。特に政府調達、国有企業、競争政策、貿易と持続的な開発、エネルギー・原材料の分野での交渉が難しいの。」
セカくん: 「次回の交渉はいつですか?」
コネ姉さん: 「次回の第4回交渉は11月にバンコクで予定されているわ。その前に、DTNはタイの事業者や利害関係者から意見を集める予定よ。」
ボス: 「ふむ…一方でASEAN中国FTAの交渉も進んでいるんだな?」
コネ姉さん: 「そうね、第7回ASEAN中国FTA改正交渉が6月24日から28日に中国の広西チワン族自治区南寧市で行われたわ。規格、技術規制、適合性評価手順や、新たに追加されるサプライチェーン連結性、貿易競争、消費者保護についての交渉が進んでいるの。」
セカくん: 「ASEANと中国の交渉はどのくらい進んでいるんですか?」
コネ姉さん: 「交渉全体の70%まで合意に達したわ。2024年には改正交渉を妥結することを目指しているの。9月に行われるASEAN中国経済相会合までにさらに議論を進めたいと考えているわ。」
ボス: 「なるほど、地域の経済連携がますます重要になっているというわけだな。」