米国連邦議会下院の監視・説明責任委員会のジェームズ・コマー委員長(共和党、ケンタッキー州)は7月11日、米国通商代表部(USTR)のキャサリン・タイ代表に対し、デジタル貿易に関するUSTRの決定に関してさらなる情報提供を求めるとともに、ICTサービス・デジタル貿易ディレクターのジリアン・デルーナ氏へのインタビューを要請する書簡を送ったと発表した。
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セカくん: 「アメリカでデジタル貿易に関する問題が議論されているんですね。どんな内容なんですか?」
コネ姉さん: 「そうよ。米国連邦議会下院の監視・説明責任委員会のジェームズ・コマー委員長が、米国通商代表部(USTR)のキャサリン・タイ代表に対して、デジタル貿易に関する決定についてのさらなる情報提供を求めたの。また、ICTサービス・デジタル貿易ディレクターのジリアン・デルーナ氏へのインタビューを要請したわ。」
ボス: 「ふむ…USTRの決定について具体的にどんな問題があるんだ?」
コネ姉さん: 「USTRは、WTOの共同声明イニシアチブ(JSI)会合やインド太平洋経済枠組み(IPEF)の交渉で、デジタル貿易ルールに対する支持を撤回したの。この決定について、監視・説明責任委員会が調査を進めているのよ。」
セカくん: 「USTRの対応に問題があるってことですか?」
コネ姉さん: 「そうね。コマー委員長は、USTRが調査要請に適切に対応しなかったと指摘しているの。デルーナ氏へのインタビュー調査を要請したものの、インタビューのテーマが狭すぎると不満を表明しているわ。また、ブリーフィングでUSTRのスタッフが内部の異論や懸念について議論しない意向を示したことも問題視されているの。」
ボス: 「それで、具体的にはどんな問題があるんだ?」
コネ姉さん: 「例えば、USTRの決定が中国との貿易競争における米国の目標に反するものと見なされているわ。国家安全保障会議(NSC)も同様の懸念を示しているの。」
セカくん: 「コマー委員長はどう対応する予定ですか?」
コネ姉さん: 「コマー委員長は、USTRが監督と説明責任を真剣に受け止めるよう求めていて、デルーナ氏へのインタビューを再度要請しているわ。必要であれば強制手続きも利用するという姿勢を示しているの。」
ボス: 「USTRのタイ代表の立場はどうなんだ?」
コネ姉さん: 「タイ代表は、公共の利益を優先し、議会や産業界などからの意見を集めることが重要だと述べているわ。USTRが単独で答えを出すのではなく、立ち止まることがリーダーシップと考えているの。」
セカくん: 「デジタル貿易のルール形成に関する議論はまだ続きそうですね。」