イスラエル中央銀行は7月8日、金融委員会会合で政策金利を4.5%に据え置くことを決定した。4会合連続の据え置きとなる。中銀のアミール・ヤロン総裁は記者会見で、「(2023年10月7日からの)戦争はイスラエル経済に大きな影響を与える。経済の回復が見られるにもかかわらず、通常の活動に完全に戻るまでにはまだ非常に長い道のりがある」と指摘した。

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セカくん: 「イスラエル中央銀行が政策金利を据え置くことを決定したんですね。どんな背景があるんですか?」
コネ姉さん: 「そうよ。7月8日に金融委員会会合で政策金利を4.5%に据え置くことを決定したの。これで4会合連続の据え置きとなるわ。アミール・ヤロン総裁は戦争がイスラエル経済に大きな影響を与えていると指摘し、通常の活動に完全に戻るにはまだ時間がかかると述べたの。」
ボス: 「ふむ…経済の指標はどうなっているんだ?」
コネ姉さん: 「2024年5月の消費者物価指数(CPI)は前月比で0.2%上昇し、前年同月比では2.8%上昇しているの。これは目標範囲の上限付近にあるわ。」
セカくん: 「中銀の経済見通しはどうなっていますか?」
コネ姉さん: 「中銀調査部は、2024年と2025年のインフレ率をそれぞれ3.0%、2.8%と予想しているわ。また、戦争が2025年初めに沈静化するとして、GDP成長率見通しを2024年は1.5%、2025年は4.2%に下方修正しているの。」
ボス: 「通貨シェケルの動きについてはどうだ?」
コネ姉さん: 「前回2024年5月27日の金融政策決定以降、シェケルは対ドルと対ユーロで約1.3%、名目実効為替レートでは約1.0%下落しているわ。」
セカくん: 「インフレ加速のリスクはどんなものがありますか?」
コネ姉さん: 「地政学的動向と経済活動への影響、シェケル安、住宅市場および航空旅行業界における供給制約の継続、財政動向、国際原油価格などが挙げられているわ。」
ボス: 「政策金利や財政赤字の予測も教えてくれ。」
コネ姉さん: 「2025年第1四半期の政策金利は4.25%、財政赤字額は2024年にGDP比6.6%、2025年に同4.0%と予想されているわ。また、債務残高のGDP比は2024年に67.5%、2025年に68.5%に上昇すると予測されているの。」
セカくん: 「次回の政策金利決定はいつですか?」
コネ姉さん: 「次回の政策金利決定は8月28日に予定されているわ。」