極右新会派が発足、欧州議会の第3勢力に

極右新会派が発足、欧州議会の第3勢力に

7月8日に、欧州議会の新たな政党グループ「欧州の愛国者(Patriots for Europe)」の立ち上げが発表された。欧州議会(定員720)によると、欧州の愛国者には12加盟国の13政党が参加。

引用元 JETRO:ビジネス短信

セカくん: 欧州議会に新しい政党グループ『欧州の愛国者(Patriots for Europe)』が立ち上がったってニュース、びっくりっすね!どんな背景があるんですか?

コネ姉さん: そうね、セカくん。『欧州の愛国者』は、ハンガリーのオルバーン・ビクトル首相が主導して立ち上げた新会派よ。この会派には12加盟国の13政党が参加していて、84議員が所属しているの。これにより、中道の欧州刷新(Renew)グループや右派の欧州保守改革(ECR)グループを抜いて、第3勢力となったの。

ボス: ふむ…この新会派はどのような方針や政策を掲げているんだ?

コネ姉さん: オルバーン首相が署名した宣言によると、加盟国の主権を強調し、EUの統合深化に反対するEU懐疑派なの。また、キリスト教など欧州のアイデンティティや伝統の保護、不法移民対策の強化などを主張しているわ。

セカくん: 極右のグループが合流しているってことは、かなり保守的な色合いが強いんですね。でも、議会運営にどんな影響を与えるんですか?

コネ姉さん: 現地報道によると、欧州の愛国者が第3勢力となったものの、極右とみなされるため、親EU中道3会派が他の親EU会派と結束し、欧州の愛国者を欧州議会の要職から排除する動きがあるわ。そのため、議会運営への影響は限定的とされているの。

ボス: まあ、仕方ないな。新しい会派ができても、他の会派との協力や連携がなければ影響力は限定的というわけだ。

セカくん: それでも、新しい勢力が登場することで、議会の動きにどんな変化があるか注目ですね!次のニュースも楽しみにしてます!

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