タイ商務省が7月5日に発表した6月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比で0.62%となり、前月(1.54%)から伸び率は鈍化した。

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コネ姉さん
タイ商務省が発表した6月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比で0.62%になったわ。前月の1.54%から伸び率が鈍化しているの。特に電気料金の上昇率が前月の12.1%増から4.63%減に転じたことや、猛暑が収まったことで生鮮野菜の価格上昇率が鈍化したことが影響しているのよ。
セカくん
すごい!他にもどんな要因が影響しているんですか?
コネ姉さん
コア指数の上昇率も0.36%で、前月の0.39%からわずかに減少しているの。同省によると、2024年第3四半期(7~9月)のCPI上昇率も低水準になる見込みよ。その理由として、政府の措置で電気料金が低額になることや、猛暑が過ぎ去って農産品の価格が正常化すること、そして電子商取引の拡大に伴う価格競争が挙げられているわ。
ボス
なるほど…政府の措置や収穫量の増加が大きな要因というわけか。これからの見通しはどうなんだ?
コネ姉さん
同省は2024年のCPI上昇率予測を0.0~1.0%で維持しているわ。これからも電気料金の低下や農産品価格の正常化が続くことで、物価上昇は抑えられる見込みね。
セカくん
わくわくする!電子商取引の拡大がどのように影響するのかも注目ですね。
コネ姉さん
そうね。オンラインとオフラインの価格競争やプロモーション活動が活発化することで、消費者にとっては選択肢が増えて価格も抑えられる可能性が高いわ。タイの経済状況をしっかり見守っていきましょう。