メルコスール首脳会議が7月8日、パラグアイの首都アスンシオンで開催された。正式加盟国4カ国からはブラジル、パラグアイ、ウルグアイの首脳が出席したが、アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は参加せず、ディアナ・モンディーノ外相が代理出席した。メルコスールへの加盟手続きを進めていたボリビアのルイス・アルセ大統領も出席し、同国が7月4日に国内手続きを終えた。
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コネ姉さん
7月8日にパラグアイの首都アスンシオンで開催されたメルコスール首脳会議では、各国が通商政策について話し合ったわ。ブラジル、パラグアイ、ウルグアイの首脳が出席し、アルゼンチンはハビエル・ミレイ大統領の代わりにディアナ・モンディーノ外相が参加したの。メルコスールへの加盟手続きを進めていたボリビアのルイス・アルセ大統領も参加し、加盟議定書の批准書を手交したわ。
セカくん
すごい!会議ではどんな通商政策が話し合われたんですか?
コネ姉さん
ペニャ大統領は中東、東南アジア、UAE、シンガポール、日本といった新たな市場の重要性を強調し、メルコスール加盟国が一体的に通商交渉を行う体制の継続が望ましいと述べたわ。また、ブラジルのルーラ大統領は、EUとのFTAは停滞しているものの、シンガポールとのFTA署名やUAEとの包括的経済連携協定(CEPA)交渉開始など、メルコスールの自由貿易が進展していると述べたの。
ボス
ふむ…ウルグアイのラカジェ・ポウ大統領の発言はどうだったんだ?
コネ姉さん
ラカジェ・ポウ大統領は、フランスのマクロン大統領がメルコスールとのFTAを再交渉する提案を批判し、25年間も交渉してきた後にそのような提案をするのはあり得ないと述べたわ。さらに、メルコスールと中国の対話メカニズムの再開を提案し、自国の中国との2国間協定の締結を進める姿勢を示したの。
セカくん
わくわくする!アルゼンチンのモンディーノ外相は何を述べたんですか?
コネ姉さん
モンディーノ外相は、メルコスールは世界市場へアクセスするためのツールであり、日本やアジア諸国との通商協定の締結に関心を示していることを強調したわ。通商交渉の体制については、より新しく、より適切で、よりスピード感を持って交渉できるような体制に変える必要があると述べたの。
ボス
なるほど…メルコスールの通商政策がますます重要になってくるわけだな。これからの動向をしっかり見守っていこう。