【セカイコネクトTALK】問屋業の海外事業 PART 2

本記事では前回に引き続き、お菓子を中心とした問屋業を営む株式会社冨士屋本店から、代表の谷上様、海外営業の伊藤様をゲストにお迎えし、インタビューをしています。

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前半では”問屋業”というメーカー業とは異なる営業方法や、顧客を満足させるための”サービス”に焦点を置き、具体的な戦略についてお話を伺いましたが、今回の後半パートでは、実際にCOUXUと取り組み、実践した営業ツールや施策についてお話を伺いました。食品に限らず、海外進出を目指す問屋業の方にはぜひ、参考にしていただきたい内容となっています!

1. 実践した営業ツール

Q: マーケティングファネルを作り、実践した感想

谷上様:元々我が社は国内では独自性を出していく営業をやっているわけなんですけど、国内で表現するのは比較的簡単で、ノウハウは社内に根付いているとは思うんですけど、商習慣の違う海外の相手に対して、どう伝えるかは抜けていた部分でした。

そこをマーケティングファネルを作って行くうちに繋がっていったという感覚が正直なところですね。ですのでマーケティングファネルを作ると言われたときはこれで壁がなくなるなと感じ、嬉しかったですね。

2. 海外企業用へ取り入れた施策について

Q: 倉庫の様子を動画にする営業施策も行いました

谷上様:倉庫の様子、商品量を動画で撮影し営業ツールとして使ったことは、今までにない新しい取り組みでしたので相手にとって非常に分かりやすいツールだなと思いました。

文字だけじゃなくて実際に動くものは非常に興味を持っていただけて、インパクトを与えられたのではないかと思います。

3. COUXUとの取り組みについて

Q: セカイコネクトを使用し、営業してみて正直な感想を教えてください

伊藤様:今まではお客様に合わせて一つ一つ書類なども考えてやっていた時間を考えると、一気にお客様に提案できるのでかなりスピーディーにこちらから仕掛けられる事ができました。

また商材がお菓子といこう事で、比較的先方も取り入れやすい商材という事から返信が来やすいと思いますが、無難に返信が来てホッとしたというか嬉しく思いましたね。

4. 海外企業との商談について

Q:実際に海外企業と商談が生まれました。率直な感想を教えてください。

伊藤様:緊張しましたけどなんとか出来ました。中国語の担当者ともう一人の担当が英語でなんとかお客様の要望を含めてこちらがお伝えしたい事も伝えられたので、改めて営業ツールを準備する大切さを認識できました。

本インタビューのまとめ

国内で長年培ってきた独自の営業ノウハウを、商習慣の異なる海外の取引相手に正確に伝えることは、冨士屋本店にとって大きな課題でした。

この情報伝達の壁を打ち破ったのが、マーケティングファネルの構築です。この取り組みを通じて、「どう伝えるか」というプロセス上の欠けていた要素が繋がり、結果として海外への情報伝達における障壁が解消されたという確かな手応えを得ています。

さらに効果を高めたのが、視覚に訴える営業ツールの活用です。倉庫の様子や商品量を動画で撮影し、これを営業資料として活用。文字情報だけでは伝わりにくい部分も、実際に動くツールとなることで相手にとって非常に分かりやすくなり、大きな興味とインパクトを与えることに成功しています。

今回のインタビューの全貌はYouTubeに公開しておりますので、ぜひご覧ください!

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