華南地域最大級の高齢者産業総合見本市である「第11回中国国際シルバー産業博覧会」が11月27~29日、中国広東省広州市で開催された。総展示面積は3万5,000平方メートルで、600社以上が出展し、会期中に延べ7万人が来場した。


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セカくん:
中国の高齢者市場って、こんなに盛り上がってるんすね!シルバー産業の展示会で7万人来場って、めっちゃ規模大きいっす!
コネ姉さん:
ええ、華南地域は高齢化が進む中国でも特に注目されてるの。今回は日本の介護機器やヘルスケア製品をアピールする好機だったのよ。
ボス:
ふむ…でも日本の介護製品って、中国でちゃんと受け入れられるのか?文化も違うしな。
コネ姉さん:
そこが重要なポイントね。BtoBでは反応が鈍かったけれど、BtoCのECチャネルに切り替えて成功した企業もあるの。つまり、使う本人や家族に直接届ける戦略が功を奏したのよ。
セカくん:
ECで7割の売上って、すごくないっすか?やっぱり中国のEC市場って強いんすね!どんな商品が人気だったんすか?
コネ姉さん:
サポート機器や介護用の生活改善アイテムが好評だったようね。現地の高齢者やその家族が直接ネットで購入するニーズが高まってるの。
ボス:
でも、サプリメントの会社はアメリカの関税政策で影響を受けてるってあったな。中国進出のリスクはないのか?
コネ姉さん:
関税や規制の変化はどの国でもリスクだけど、中国市場は購買力があり、国内需要が堅調なの。米国より安定感があると見て、方向転換する企業も出てきてるわ。
セカくん:
Japan StreetとかChina Japan Streetっていうオンラインのマッチングサービスも紹介されたってことは、展示会とデジタル連携してるんすね!
コネ姉さん:
そうなの。展示会で興味を持ったバイヤーが、後からオンラインでも商談できる仕組みよ。これが販路拡大に繋がってるのよ。
ボス:
ふむ…日中シルバー産業フォーラムでは認知症ケアも紹介されたらしいが、そこも日本の強みなのか?
コネ姉さん:
ええ、日本は介護制度やケアのノウハウが成熟してるの。教育プログラムや施設運営のモデルも、関心が高い分野なのよ。
セカくん:
華南地域で代理店候補ともつながったってことは、本格的に販路が見えてきてる感じっすね!
コネ姉さん:
まさにその通り。リアル展示とオンライン商談を組み合わせて、長期的な市場開拓に繋がる動きが加速しているわね。
ボス:
なるほど…高齢化が共通課題なら、文化を超えて日本の強みが活かせるってことか。悪くない流れというわけだな。