ASEAN経済相会合が保護主義に懸念、10月の首脳会議でATIGA改正署名

ASEAN経済相会合が保護主義に懸念、10月の首脳会議でATIGA改正署名

第57回ASEAN経済大臣会合(AEM)が9月23日、マレーシア・クアラルンプールで開催され、ASEAN加盟国の経済相や各国代表らが出席した。
ASEAN事務局(本部:インドネシア・ジャカルタ)によると、会合後の声明で「世界全体の経済成長率予測は2.8%にとどまる一方、ASEAN経済は2024年に4.8%、2025年には4.2%の成長する見込み」と強調した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん: ASEAN経済大臣会合(AEM)がクアラルンプールで開かれましたわね。世界成長率2.8%に対し、ASEANは2024年4.8%、2025年4.2%と高い伸びを維持する見通しですの。

セカくん: すごい!やっぱりASEANは成長エンジンっすね。でも保護主義の広がりに懸念を示してるのは気になるな。

ボス: ふむ…実際、各国の一方的な関税や規制は多国間貿易体制を揺るがしている。ASEANにとってもリスクだな。

コネ姉さん: だからこそATIGA改正で非関税障壁の防止や紛争解決メカニズムを強化し、サプライチェーン連結性を高める方向ですわよ。

セカくん: なるほど!ACFTA3.0やGCCとの協力も進んでるし、FTAネットワークを広げて外的ショックに備えてるんすね。

ボス: しかし交渉ごとは時間がかかる。10月のASEAN首脳会議で本当に署名までこぎつけられるのか?

コネ姉さん: 署名を目標としています。改正ATIGAでは循環型経済や食糧安全保障といった新課題にも対応する内容になっていますわ。

セカくん: それとデジタル経済協定(DEFA)!ASEAN全体のデジタル統合って、越境ECやAI活用にも直結するっすね。

ボス: まあ、ASEANの多様性を考えると、デジタル統合の実現は容易ではないだろう。

コネ姉さん: それでも地域一体のデジタル基盤を整えることで、将来の競争力強化につながりますのよ。

セカくん: 学びになる!ASEANは貿易・デジタル・環境を一体で進めてるんすね。日本企業にもチャンスありそう!

ボス: まあ、仕方ないな。ASEANの取り組みは、地域成長と国際競争力の両立を目指す一歩というわけだ。

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