セカくん
うわー！英国の「シリコンバレー」って呼ばれるテムズバレーが来日っすか！大阪とそんなに深い関係があったなんて、びっくりっす！

コネ姉さん
そうなのよ。テムズバレーはITやバイオ、再エネなどの先端分野が集まるヨーロッパ有数のイノベーション拠点。大阪とは10年以上の経済連携があるのよね。

ボス
ふむ…大阪が製造業の街ってのは知ってるが、イギリスとそんな相性がいいのか？

コネ姉さん
いい質問ですわね。イギリスは創造性や研究分野に強く、大阪はモノづくりや技術実装が得意。つまり、互いの強みを補完し合える絶好のパートナーなのよ。

セカくん
じゃあ、例えば日本企業が英国に進出するメリットってどこにあるんすか？

コネ姉さん
まずは成熟した市場で高付加価値製品が評価されやすいこと。加えて、欧州市場へのゲートウェイになる点ね。特に大阪の中小企業にもチャンスがあるのよ。

ボス
なるほど…それで、実際に進出してる企業の話も出たんだな？

コネ姉さん
ええ、タカラベルモントさんは1959年からイギリス市場にいて、現地ニーズに合わせた製品開発が評価されているの。これはローカライズ戦略の好例ですわ。

セカくん
ZenGroupも出てたんすよね！越境ECってすごい広がりだけど、英国向けってそんなに大きい市場なんすか？

コネ姉さん
ZenGroupでは、英国は6番目に大きな輸出先なの。特に注目は工芸品。ストーリー性を活かして「高付加価値商品」として展開するのが有効な戦略ですわ。

ボス
ほう…日本の工芸品が評価されるとはな。モノだけじゃなく、”思い”を届けるってことか。

コネ姉さん
その通り。成熟市場では価格より「意味」や「体験」が重視されるのよ。だから現地の社員を雇って消費者の声を拾うっていうのも有効な取り組みね。

セカくん
今後、日英の技術連携ってさらに広がりそうっすね！大阪のイノベーション事例とか、もっと知りたいっす！

コネ姉さん
中之島クロスのような未来医療拠点と、英国の細胞・遺伝子治療の先端機関との連携はまさにその好例ね。グローバル連携でイノベーションが加速するわけですわ。

ボス
ふむ…そういう時代か。昔の製造業とはまるで違うな。まあ、新しいことにも少しずつ目を向けんとな。

コネ姉さん
そうですわね、ボス。海外市場とどう付き合うかは、今後の成長に直結する課題。中小企業にも十分チャンスがありますのよ。