パナソニック(本社:大阪)は8月29日、チェコ現地法人パナソニックHVACチェコ(PHVACCZ、プルゼン市)が、ヒートポンプ式温水給湯暖房機(A2W)の生産が本格稼働したと発表した。脱炭素社会の実現、環境意識の高まりに応じて、環境への負荷が少ないA2Wの中長期での市場成長を見込む。


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コネ姉さん
パナソニックがチェコでヒートポンプの本格生産を始めたの、大きな一歩ですわね。特にA2W(Air to Water)は脱炭素社会の切り札として欧州で急成長中なのよ。
セカくん
A2Wってお湯も暖房もまかなえるんすよね?それが欧州で求められてる理由ってなんすか?
コネ姉さん
ええ、ヨーロッパは再エネ活用が進んでいて、ガスや石油に頼らない暖房が求められているの。A2Wは電力ベースだから、CO₂排出が少なくて環境に優しいのよ。
ボス
ふむ…パナソニックはどうしてチェコを選んだんだ?日本でも作れるんじゃないのか?
コネ姉さん
チェコは欧州内物流の要で、工業力も高いの。それに欧州市場の近くに生産・R&D拠点を置くことで、ニーズに迅速に対応できる体制を築けるのよ。
セカくん
自動化の話もすごかったっすね!将来70万台まで生産可能って、かなりの規模じゃないっすか?
コネ姉さん
そうね、現在の約5倍規模よ。しかもロボット80台導入で部品加工を2028年までに完全無人化、組立工程も自動化率2倍を目指してるの。これは「スマートファクトリー」の典型例ね。
ボス
自動化で雇用は減るんじゃないかと思うが、チェコの首相は歓迎してたようだな?
コネ姉さん
そこがポイント。高技能者の雇用が生まれるのよ。単純作業ではなく、設計・メンテ・制御など、より高度な職が求められるから、産業競争力が高まるのよ。
セカくん
R&D拠点も新設されたってありましたけど、これって何をする拠点なんすか?
コネ姉さん
主に欧州向けのA2W製品の開発ね。欧州のエネルギー政策や消費者ニーズに最適化された製品を、現地でスピーディに作るための中心的な存在になるわ。
ボス
なるほどな…パナソニックは日本発だけじゃなくて、現地密着型で勝負するってことか。
コネ姉さん
その通りよ。グローバル企業が現地ニーズに対応するには、「地産地消+技術革新」の組み合わせが鍵になるの。パナソニックはそこをしっかり押さえてるわね。
セカくん
ヒートポンプって将来性ある市場だって感じました!他の企業も追随してくるっすかね?
コネ姉さん
間違いなくね。特に自然冷媒や高効率化技術をめぐる競争は激しくなるわ。欧州グリーンディールとも親和性が高いから、今後も注目される市場ね。
ボス
ふむ…エネルギーと環境は、今やビジネスチャンスなんだな。わしももう少し勉強してみるか。
コネ姉さん
その姿勢、素敵ですわボス。次はぜひ、欧州の補助金制度やエネルギー政策もチェックしてみると良いですわよ。