インド自動車工業会(SIAM)は7月15日、6月と2025年度第1四半期(4~6月)の自動車販売統計(出荷ベース)を発表した。6月単月の乗用車〔多目的車(UV)とバンを含む〕の国内販売台数は前年同月比6.3%減の27万5,766台で、マイナス成長に転じた。特にこれまで堅調な成長を見せていたUVも同0.9%減となり、一般乗用車、UV、バンの全てのセグメントで減少した。


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コネ姉さん: SIAM発表で6月のインド乗用車販売は前年同月比6.3%減、二輪車も3.4%減と需要が一服したわね。
セカくん: UVまでマイナスは意外っす!サプライチェーン混乱とレアアース規制が効いてるっすか?
コネ姉さん: 中国の永久磁石輸出規制がモーターコストを押し上げ、EV生産調整が進み在庫調整が響いた形ですわ。
ボス: 高機能部品不足で価格転嫁も難しい。農村需要頼みというわけだ。
コネ姉さん: SIAMはモンスーン好調で第2四半期に緩やかな回復を予想。祭事シーズンが鍵ね。
セカくん: 2026年ABS義務化案で二輪車価格が上がるとペイローン層が買い控えそうっす…。
コネ姉さん: 低コストABSと金融提携でカバー可能。安全規格は長期的に市場を健全化しますわ。
ボス: 日系メーカーはEV減産検討と報道。だが公には影響なしと言う、どちらを信じるかだな。
コネ姉さん: レアアース内製化に動く印地場企業と提携すれば供給リスクを下げ、競争力を保てるわよ。
セカくん: タタを含めると6月乗用車312千台っすか!シェア分析でまだ成長余地あると感じるっす。
コネ姉さん: インド自動車市場は年1千万台超が視野、需要の質が高付加価値へ移行中。デジタル販売が差別化要素ね。
ボス: 需要減速の間に現地調達率と価格帯を再設計、次の祭事需要に備える…それが生き残り策というわけだ。
コネ姉さん: 今は踊り場、供給戦略と価格政策の再構築が次の成長波を掴む鍵。攻めと守りを両立しましょうですわよ。