サウジアラビア資本市場庁、預託証券制度の導入を発表

サウジアラビア資本市場庁、預託証券制度の導入を発表

サウジアラビア資本市場庁(CMA)理事会は7月7日、外国で発行され当該国の資本市場に上場されている株式を表す「サウジアラビア預託証券」を資本市場で募集するための規制枠組みを承認した。
今回の枠組みでは、外国市場で上場された株式の資本市場における預託証券の発行を規制し、新たな証券を導入することを目的としている。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん:サウジアラビアCMAが外国株を裏付けとするサウジ預託証券導入を承認、資本市場拡大フェーズに入ったわよ。

セカくん:外資にとって新しい上場手段っすね!実際どうやって証券を発行するんすか?

ボス:ふむ…外国株を現地で売買できるとなると規制は厳しくなるんじゃないのか?

コネ姉さん:発行者は株式を保管銀行に預託し、タダウル市場で預託証券を公開募集、継続開示も上場規則と同水準ですわよ。

セカくん:メリットは資金調達?それともサウジ投資家へのリーチ拡大っすか?

コネ姉さん:両方ね。資本形成とブランド浸透、加えて原油依存脱却狙うビジョン2030資本市場戦略の要でもあるわ。

ボス:だが外国企業に課す義務は重いと聞く。開示やシャリア適合はどうクリアするんだ?

コネ姉さん:IFRS報告+英語アラビア語開示必須、非適合業種は除外。だが金融インセンティブでフォローするというわけだ。

セカくん:投資家側は商品が増えてリスク分散っすね!市場流動性にもプラス?

コネ姉さん:はい、指数組み入れ銘柄が増えればMSCIウェイト上昇、機関投資家資金流入が期待できるわよ。

ボス:2020年には逆にサウジ企業が海外DR発行を認可したな。今回は流れが往復になるわけだな。

コネ姉さん:ええ、双方向アクセスが整い、新興市場からハブ市場へ進化。日本企業もMENA拡販の足掛かりに最適ね。

セカくん:うちも現地パートナー探してサウジ預託証券の可能性検討するっす!わくわくする!

ボス:リスク管理を条件に前向きに調査だな。市場の深化は好機かもしれん。

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