ケニア政府は6月23日、大阪・関西万博を契機にケニアからビジネスミッション団が来日する機会に合わせ、大阪で「日・ケニア・ハイレベル・ビジネスフォーラム」を開催した。投資・貿易・産業省の長官が対日貿易赤字の是正を目指し輸出多角化について言及したほか、日本企業が現地の産業発展や経済・社会課題の解決に向けた取り組みを披露した。

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コネ姉さん:
今回の「日・ケニア・ハイレベル・ビジネスフォーラム」は、関西万博を起点に、ケニアの経済成長と日本企業の現地貢献がテーマになったのね。EAC市場やモンバサ港の戦略的位置が重要ですわよ。
セカくん:
EACってアフリカの地域経済共同体っすよね?自由貿易圏にアクセスできるってことは、日本企業にとっても生産拠点や物流拠点としてチャンスありそうっすね!
ボス:
ふむ…ケニアってそんなに経済成長してるのか。5%超えってのはすごい数字だな。だが、日本との貿易は赤字なんだな。
コネ姉さん:
そうなのよ。ケニアは茶やコーヒーなどの農産品が中心で、輸出の幅が狭いの。そこで、自動車や繊維などの産業誘致で輸出品目を多角化しようとしているのね。
セカくん:
日本企業の地熱発電とか港湾整備の話も出てたっすよね?インフラ支援ってどれくらい広がってるんですか?
コネ姉さん:
例えば豊田通商は、ケニアでモビリティー事業や研修施設を運営していて、人材育成にも力を入れてるのよ。これは「ビジョン2030」とも連動してるわね。
ボス:
ビジョン2030…ってのは、ケニアの長期開発計画か?どんな内容なんだ?
コネ姉さん:
はい、産業育成・インフラ整備・教育・医療などの分野で包括的に経済成長を目指す国家プランよ。だから日本企業の進出も政策的に歓迎されてるの。
セカくん:
ユニ・チャームがケニア生産に切り替えるって話も出てましたね!FTAを活かして東アフリカ市場を狙ってるんすか?
コネ姉さん:
その通り!物流インフラが整ってるし、女性と若者が多い人口構造も消費市場として有望。教育活動を通じて社会的課題にもアプローチしてるのが特徴ね。
ボス:
だが、所得格差とか文化の違いはハードルにならんのか?進出リスクもありそうだな。
コネ姉さん:
もちろん、そこはリスクとしてありますわ。ただし企業はCSR的な活動で信頼を築きながら市場形成しているの。現地生産でコストも下げられるし、長期的には有利なのね。
セカくん:
日本企業にとって、ケニアってサステナビリティとビジネス両立できる市場っすね!僕も将来進出したいな〜!
ボス:
ふむ…こうして見ると、ただの支援じゃなくて、ちゃんとビジネスとして成り立ってるってことか。少しは考えを改めるべきかもしれん。
コネ姉さん:
そうですわ、ボス。ケニアとの官民連携は、2025年のTICAD9にもつながるの。日本の中小企業にもまだまだチャンスが眠ってると思うのよ。