2024年のアフリカへの対内直接投資額(流入)、前年比75%増の970億ドルで過去最高

2024年のアフリカへの対内直接投資額(流入)、前年比75%増の970億ドルで過去最高

国連貿易開発会議(UNCTAD)が6月20日に発表した「世界投資報告2024」によると、2024年のアフリカへの対内直接投資(FDI、流入額)は前年比75%増の970億ドルに達し、過去最高を記録した。世界シェアは2023年時点の4%から6%に上昇した。
急増の主な要因は、エジプトにおける都市開発のためのアラブ首長国連邦(UAE)からの国際プロジェクト・ファイナンス案件だった。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん:2024年、アフリカへのFDIが75%も増えて970億ドル、過去最高額ですわよ。特にエジプトが目立っていて、UAEからの巨大都市開発プロジェクトが原動力ね。

セカくん:75%増ってすごいっすね!でもエジプト以外でも北アフリカが好調ってあったけど、他にどんな国が伸びてるんすか?

コネ姉さん:モロッコが16億ドルで55%増、チュニジアも21%増で9億3600万ドル。特に再生可能エネルギー分野の大型プロジェクトが多かったのよ。

ボス:ふむ…再エネか。そういうのは欧州が主導してるのか?それとも中国あたりか?

コネ姉さん:投資元では欧州が最多、次いでアメリカ、中国ね。中国は食品や医薬品にも進出してて、「一帯一路」の再エネ関連がアフリカで3分の1を占めてるの。

セカくん:サブサハラ・アフリカも気になりますっす。エチオピアやコートジボワールって何で注目されてるんですか?

コネ姉さん:エチオピアは40億ドル、コートジボワールは38億ドルで前年から大きく伸びてるわ。インフラ整備と安定した経済成長が評価されてるの。

ボス:でも、南アフリカやセネガルはむしろ投資が減ってるな…何か理由があるのか?

コネ姉さん:そうね、南アは29%減、セネガルは58%減。政情や政策の不透明性が影響してる可能性があるわ。

セカくん:グリーンフィールド投資ってのが減ってるってあったけど、それって新規の設備投資のことっすよね?

コネ姉さん:その通り!全体で金額は37%減。ただ、北アフリカは12%増えていて、特に建設や金属製品関連が伸びたのよ。

ボス:結局、アフリカ全体としてはどうなんだ?投資先としてはリスクが高いんじゃないのか?

コネ姉さん:リスクはあるけど、再エネや都市開発など成長分野が明確。特に北アフリカは安定した環境と市場の拡大が期待されてるの。

セカくん:つまり、アフリカ市場は再エネ×都市開発っていう成長キーワードが今後のビジネスチャンスになるってことっすね!

コネ姉さん:その通り!「アフリカ投資」「再生可能エネルギー」「インフラ開発」が今、注目のSEOキーワードになるわね。

ボス:なるほどな…ただの援助先じゃなくて、ちゃんとした投資先になってきたというわけだ。時代も変わったもんだな。

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