ノルウェー政府は6月17日、二酸化炭素(CO2)回収・貯留(CCS)プロジェクト「ロングシップ」の開始を発表した。政府は同プロジェクトについて、同国史上最大の気候変動への投資で、欧州で初めてCO2の回収・輸送・貯留というCCSのバリューチェーン全体を統合するとしている。

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コネ姉さん:
ついにノルウェーのCO2回収・貯留プロジェクト「ロングシップ」が本格始動ね。欧州初の完全なCCSバリューチェーンの統合は画期的だわ!
セカくん:
CCSって、CO2を地中に埋める仕組みっすよね?150万トンから始めて、将来は年間500万トン貯留ってすごい規模っす!
ボス:
ふむ…しかし、そんなに大量のCO2をどうやって運ぶんだ?パイプラインか何かあるのか?
コネ姉さん:
そこが注目ポイントよ!液化CO2を船で輸送するの。しかも「ノーザンパスファインダー」って専用船まであるのよ。
セカくん:
川崎汽船が受注って、日本企業も関わってるんすね!これってビジネスチャンスありそう!
ボス:
なるほどな…。でも、こんなことして本当に温暖化防止に効果あるのか?疑問だな。
コネ姉さん:
CCSは完全な解決策じゃないけど、「排出量削減の補完手段」としては有効なのよ。特にセメントや廃棄物処理など排出が避けられない産業にね。
セカくん:
スウェーデンのエネルギー企業とも提携してるし、国境を超えてCO2を輸送するって、めっちゃグローバルっすね!
コネ姉さん:
そうなの。ノルウェーはスイスとも法的枠組みの協定を結んだし、今後の国際CCUS市場の「モデルケース」になる可能性大よ。
ボス:
ふむ…確かに、法整備や輸送技術がセットになって初めて意味があるんだな。日本も遅れをとってはならんぞ。
セカくん:
日本の重工業とかバイオマス発電でも、こういうCCSスキームって活かせそうっすよね?実装のヒントになりそう!
コネ姉さん:
ええ、将来はCO2を「資源」として扱うビジネスも広がるかも。まさにサステナブルと経済の両立に向けた大きな一歩ね!