フィリピン統計庁(PSA)は5月6日、4月の消費者物価指数(CPI)上昇率(インフレ率)は前年同月比1.4%で、前月の1.8%を下回ったと発表した。中央銀行(BSP)の4月の予想インフレ率(1.3%~2.1%)の範囲内ではあるものの、2019年11月以来の低水準となった。コアインフレ率は前月と同様、2.2%だった。

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コネ姉さん:
フィリピンの4月のインフレ率が1.4%に低下、これは2019年11月以来の低水準ね。特にコメ価格が前年比▲10.9%と大きく下がったのがポイントだわ。
セカくん:
インフレ2%って、日本の目標と似てますね!でも、食品や輸送が下がってるって生活への影響めちゃポジティブっす!
ボス:
ふむ…だが政府がここまで食料価格に介入するのは珍しいな。コメの小売価格上限やASF対策まであるとは。
コネ姉さん:
ええ、豚肉価格の上限やワクチン配布、魚の輸入量調整など、政府が物価安定のために多角的に動いているのが特徴的ね。
セカくん:
20ペソのコメ供給プログラムって、めちゃくちゃ安いっす!これ、選挙の後に開始ってことは…?
コネ姉さん:
そう、選挙支援金とのバランスを取って慎重に進めているのよ。社会安定と物価安定を両立させる施策ってわけね。
ボス:
だが、安定しすぎてデフレになったりはしないのか?あまりに物価が下がるのも問題ではないか。
コネ姉さん:
そこは注意すべき点ね。でも現時点では目標レンジ内(2.0〜4.0%)の下限に近い状態で、まだ許容範囲内と見られているわ。
セカくん:
エネルギー価格も気になるっすけど、再エネ推進やコストの低い電力への切り替えっていう流れも続いてるんすよね?
コネ姉さん:
その通り。再生可能エネルギーの導入支援も物価対策の一環として明言されていて、エネルギーインフレにも構造的に対応しようとしてるわ。
ボス:
なるほど、こうした施策は中間層や低所得層の生活を守る意味でも重要だな。日本も参考にできる点があるかもしれん。
セカくん:
インフレ対策が“食とエネルギー”からって、すごく実践的っすよね。国民の体感物価に直結してるっす!
コネ姉さん:
ええ、フィリピンは食料品を中心に構造的な価格安定策を展開中。これが実を結べば、持続的な経済成長への土台になるわ。注目すべき動きですわよ!