EV販売台数は増加の一途、2024年は25%超増の1,750万台、IEA報告

EV販売台数は増加の一途、2024年は25%超増の1,750万台、IEA報告

国際エネルギー機関(IEA)は5月14日、「世界EV見通し2025」を発表した。2024年の世界の電気自動車(EV、乗用車のみ)新車販売台数は前年比25%超増え、1,750万台となった。伸び率は前年(35%増)を下回ったが、全新車販売台数に占めるEV比率は22%と、前年(18%)から拡大した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん:
IEAの「世界EV見通し2025」が出たわね。2024年のEV販売台数は1,750万台(前年比25%増)で、世界の新車の22%がEV。まだ成長は続いているわ。

セカくん:
うお〜!世界で4台に1台がEVになる時代っすか!でも欧州は伸び悩みっすね?なんでなんすか?

コネ姉さん:
補助金の段階的終了と、CO2排出目標の据え置きが原因ね。一方で、新興国市場が急伸中で、アジアや中南米の動きが面白いわ。

ボス:
ふむ…タイやブラジルでEVが売れているとは驚いたな。特に中国車が強いと聞くが?

コネ姉さん:
そうなの。タイとブラジルのEV販売の85%は中国製EVよ。価格と供給能力で他を圧倒してるの。

セカくん:
え、でもEVって高いんじゃ?中国以外ではまだガソリン車の方が安いっすよね?

コネ姉さん:
そこがポイント。中国ではEVの2/3がガソリン車より安いけど、ドイツでは約20%、米国では約30%高いの。価格の地域格差が残ってるわね。

ボス:
とはいえ、燃料費で見るとEVの方が割安なのではないか?そこに利点があるのでは。

コネ姉さん:
おっしゃる通り。家庭充電なら欧州でガソリン車の半分のコスト。原油価格が下がっても、電気の方が経済的という試算もあるわ。

セカくん:
なるほど…インフラ整ってきて、補助金がなくても割安になると一気に普及するっすね!

コネ姉さん:
そうね。そしてIEAは2025年には2,000万台超、4台に1台以上がEVになると予測してるわ。

ボス:
なるほど。日本も価格競争力と充電インフラ、両面で戦略を見直す必要がありそうだな。

セカくん:
あと、新興国市場向けのEV開発って、今後の成長分野っすよね!中国に続くか、日本企業!

コネ姉さん:
まさに次のEV市場の鍵は新興国。今後のEV戦略には多極的な視点が必要ね。要注目ですわよ!

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