医薬品やスマートフォンの対米輸出、今後の米国の動向に注視

医薬品やスマートフォンの対米輸出、今後の米国の動向に注視

米国の相互関税措置により、各国経済への影響が懸念される中、インドと米国の貿易データをまとめた。輸出は4,427億9,400万ドル、輸入は7,171億2,700万ドルと、2,743億3,300万ドルの入超だった。インドは毎年、巨額の貿易赤字を計上しており、近年その傾向に大きな変化はない。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん:
インドの対米貿易は約371億ドルの黒字。全体では赤字なのに、アメリカ相手には黒字って構図が、米側からの圧力を生んでるのね。

セカくん:
へぇ~!インドってそんなにアメリカにモノ売ってるんすね!医薬品とスマホがけっこう大きいってことっすか?

ボス:
ふむ…トランプ元大統領が圧力をかけてたというのは聞いたが、また関税か。これじゃ貿易は大変だな。

コネ姉さん:
現状、スマホや医薬品は関税の対象外だけど、ロイターによると、別枠で課税する動きがあるみたいよ。リスクは高まってるわ。

セカくん:
もし追加関税がかかると、インド企業や日系企業にどんな影響があるんすか?やっぱり売上減っちゃうっすか?

コネ姉さん:
直接的な売上減だけじゃなく、サプライチェーンの見直しや価格競争力の低下が起こる可能性があるわね。特にスマホは9.1%を占めてるから打撃が大きいわ。

ボス:
だが、いまのところ日系企業は「影響不明」とか言ってるんだろ?それほど心配しなくてもいいんじゃないのか?

コネ姉さん:
表面化してないだけで、企業側は「内需減速の懸念」を口にしてるわ。関税は波及的に影響を及ぼすから、先行きは楽観できないのよ。

セカくん:
iPhoneの輸出が急増したってのは、関税がかかる前に出荷しちゃおうってことっすか?対応がすばやいっすね!

コネ姉さん:
まさにそう。アップルは製造拠点の一部をインドに移してるから、米国への出荷が増えてるの。でも今後はコストが上がるリスクもあるわ。

ボス:
ふむ…全体の流れを見れば、インドと米国の関係も一枚岩ではないということか。貿易も地政学に左右される時代だな。

コネ姉さん:
その通り。今後、関税の範囲やタイミング次第で、インド経済全体の成長にも影を落とす可能性があるの。慎重な見極めが必要ね。

セカくん:
ビジネスするなら、今後の米印関係と関税政策はしっかりチェックしないとダメっすね!

セカイコネクトアカデミーオンライン

記事を”読む”

サウジアラビア資本市場庁、預託証券制度の導入を発表

サウジアラビア資本市場庁、預託証券制度の導入を発表

サウジアラビア資本市場庁(CMA)理事会は7月7日、外国で発行され当該国の資本市場に上場されている株式を表す「サウジアラビア預託証券」を資本市場で募集するための規制枠組みを承認した。 今回の枠組みでは、外国市場で上場され […]