IMFは4月15日、5回目となる約3億7,000万ドルの融資について、ガーナ政府と事務レベルで合意に達したと発表した。2023年5月にIMFが承認した期間36カ月の融資額約30億ドルの拡大クレジットファシリティー(Extended Credit Facility、ECF)に基づくもので、この取り決めに基づくIMFからの金融支援の総額は約23億5,500万ドルとなる。

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コネ姉さん:IMFとガーナ政府が約3億7,000万ドルの第5次融資で合意しましたわね。これは2023年から続く拡大クレジットファシリティー(ECF)プログラムの一環で、支援総額はすでに約23億5,500万ドルに達していますの。
セカくん:おお…選挙後に経済政策を立て直して、IMFから「大胆な措置」って評価されるなんて、ガーナ政府すごいっすね!
ボス:ふむ…でも2024年の選挙で混乱があったせいで、インフレや債務が悪化したんだな。そんな中で立て直すのは並大抵じゃない。
コネ姉さん:ええ、特に今回注目すべきは、四半期ごとの電気料金見直しや政策金利の利上げなど、改革を具体的に実行した点ですわ。
セカくん:プライマリーバランス黒字もすごくないっすか?GDP比1.5%の黒字って、財政規律がしっかりしてる証拠っす!
ボス:だが、まだ7月のIMF理事会の承認が必要なんだろ?確定じゃないのか。
コネ姉さん:その通り。今回の合意は「事務レベル」での合意。最終的な融資実行は理事会の承認がカギですわ。
セカくん:ECFプログラムって、いわば中長期の財政再建の道筋っすよね?1回きりじゃなくて、継続的な支援ってのがポイントっす!
ボス:それにしても、電気料金見直しや政策金利引き上げなんて、国民からの反発もありそうだな。よく実行できたもんだ。
コネ姉さん:だからこそ、今回の改革には「政治的意思」と「実行力」が評価されているのですわ。IMFも支援を継続する価値を見出しているということですの。
セカくん:ってことは、今後のキーワードは「構造改革の定着」「インフレ抑制」「ガバナンス強化」っすね!
コネ姉さん:ええ、そして「アフリカのマクロ安定支援」や「PFM(公共財政管理)制度改革」も注目すべきテーマですわ。
ボス:ふむ…アフリカの経済支援も一段深いフェーズに入ったというわけだな。今後の展開に注目だな。