ドイツ・シュツットガルトで3月25~27日、工業用ファスナー固定具関連見本市「Fastener Fair Global 2025外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」が開催された。本見本市は2年に1度開催されており、10回目となる今回は、40を超える国と地域から約1,000社が出展した。


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コネ姉さん:今回の「Fastener Fair Global 2025」は産業の交差点って感じですわね。固定具って地味だけど、ほぼ全産業の基盤よ。出展1000社って相当な規模ですわ!
セカくん:えっ、たった2社しか日本から出てないんすか!?こういう展示会って海外進出のチャンスっすよね?もったいないなあ〜。
ボス:ふむ…中国や台湾は多いのに、日本はなぜこんなに少ないんだ?参加しにくい事情でもあるのか?
コネ姉さん:やはり欧州開催という地理的なハードルと、日本企業の国際展示会への消極性が背景にあるかもですわね。でも東北ネヂ製造さんの動きは注目に値しますわ。
セカくん:風力発電向けの大口径ボルトって、これから需要伸びそうっすね!再エネとリンクするって強いっす。
ボス:で、その「イノベーション・サステナビリティ・パビリオン」ってのは何を展示してたんだ?気になるな。
コネ姉さん:そこではネジ穴が潰れない内部ロック型ネジとか、自動管理システム、環境負荷に配慮した製品などが出てたの。サステナビリティが鍵ね。
セカくん:おお、CBAM対応のソフトもあったんすね!排出量管理って企業にとって超重要っすよね。
ボス:CBAMって、そんなに影響あるのか?輸出するだけでそんな手間かけなきゃならんのか…
コネ姉さん:ええ、CBAMはEU圏輸出には避けて通れない制度よ。鉄鋼製品は対象だから、ネジ業界も対応必須ですわ。
セカくん:じゃあ、これからはソフトウェアとかも一緒に売っていくビジネスモデルが必要ってことっすかね?
ボス:ふむ…ただネジを作るだけじゃダメな時代、ってわけだな。なんとも世知辛い…
コネ姉さん:でも逆に言えば、日本の技術力と品質を武器に、こうした環境対応型市場で勝負できるチャンスでもありますのよ!
セカくん:わくわくするっす!もっと海外展示会に積極的に出て、日本の技術アピールしていきたいっすね!