韓国、2024年の合計特殊出生率は0.75、9年ぶりに上昇

韓国、2024年の合計特殊出生率は0.75、9年ぶりに上昇

韓国統計庁は2月26日、2024年の合計特殊出生率が前年比0.03増の0.75で、9年ぶりに上昇したと発表した。2024年の出生数は23万8,300人と前年比8,300人増加した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

コネ姉さん: 韓国の合計特殊出生率が9年ぶりに上昇しましたわね。2024年は前年比0.03ポイント増の0.75になり、出生数も8,300人増えましたのよ。

セカくん: とはいえ、0.75ってかなり低いっすよね…。日本よりも少ないっすけど、どうして上がったんすか?

コネ姉さん: 政府の少子化対策の効果や、新型コロナの影響で延期されていた婚姻が増えたことが要因とされていますわね。ただし、まだ回復傾向が確立されたとは言いにくいですわ。

ボス: ふむ…出生率が上がったのは良いが、依然として1を大きく下回っているのが気になるな。地域差もあるみたいだが、どこが高くてどこが低いんだ?

コネ姉さん: 最も高いのは世宗特別自治市の1.03で、次いで慶尚北道(0.90)、江原特別自治道(0.89)ですわね。一方、ソウル特別市(0.58)や釜山広域市(0.68)は特に低いですわ。

セカくん: つまり、大都市ほど出生率が低いってことっすね。都会は生活コストが高いし、子育てしにくいっていうのが影響してるんすかね?

コネ姉さん: そうですわね。住宅価格の高騰や、共働きの負担が大きいことも影響していますわ。韓国政府は少子化対策に約1兆5,400億円を投入していますけれど、大都市の問題は簡単には解決できませんわね。

ボス: ふむ…企業も対策を始めているようだが、プヨンやクラフトンのように、1億ウォン(約1,000万円)もの出産奨励金を出すのは驚きだな。

セカくん: すごいっすね!でも、こんなに高額な支援をする企業が出てくるってことは、それだけ人材確保が厳しくなってるってことっすよね?

コネ姉さん: そうですわ。少子化が進めば労働人口が減り、企業も存続が難しくなりますわ。だからこそ、企業単位でも対策が求められる時代になっていますわね。

ボス: ふむ…韓国は9年ぶりに出生率が上がったが、今後もこの傾向が続くかが重要だな。一時的な回復で終わらなければいいが…。

コネ姉さん: そうですわね。今後の政策や社会の変化が、この流れを定着させる鍵になりますわ。引き続き、韓国の少子化対策の動向に注目ですわね!

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