カナダの産業界を代表した政策提言などを行うASEANカナダビジネス評議会は3月4日、「マレーシアの2025年ASEAN議長国年における経済的な優先課題」と題したセミナーを開催した。

米国連邦議会上院は3月14日、下院が可決していた通年つなぎ予算(CR)法案を、54対46で可決した。ドナルド・トランプ大統領が翌15日に署名し、政府閉鎖は回避された。同法案の投票では、民主党議員2人が賛成し、共和党議員1 […]
米国商務省産業安全保障局(BIS)は3月14日、1962年通商拡大法232条に基づく追加関税の適用開始日が未定となっていた一部の鉄鋼・アルミニウム派生品について、同日に追加関税の徴収を開始した旨を官報で公示した。 引用元 […]
米国オハイオ州政府経済開発公社(ジョブズ・オハイオ)は3月7日、2024年の州の記録的な経済成長と今後の展望について発表した。同社長で最高経営責任者(CEO)のJ.P.ナシーフ氏は2024年を「記録的な年」と振り返り、「 […]
Copyright © セカイコネクト
コネ姉さん: カナダとASEANの経済関係が注目されているわね!2025年はマレーシアがASEANの議長国を務める年で、その優先課題のひとつが「ASEANカナダ自由貿易協定(ACAFTA)の実質合意」なの。もし締結されれば、ASEANへのカナダ企業の投資が増えて、貿易も活発になる可能性があるわ。
セカくん: へぇ、ASEANとカナダがFTAを結ぶと、どんなメリットがあるんすか?
コネ姉さん: 一番のメリットは、関税の引き下げや撤廃によって、貿易がスムーズになることよ。例えば、ASEANの農産物がカナダに輸出しやすくなるし、逆にカナダのエネルギー資源や技術がASEAN市場に流入しやすくなるの。
ボス: ふむ…でも、交渉には時間がかかるだろう。ASEANは多様な国々の集まりだから、意見をまとめるのが大変じゃないか?
コネ姉さん: その通りよ。だから、2025年のマレーシア議長国年では、自由貿易協定(FTA)だけでなく、他にもいろいろな経済協力が進められる予定なの。例えば、ASEANとインドの物品貿易協定(AITIGA)の改定や、中国との貿易協定(ACFTA 3.0)の改定も進められるわ。
セカくん: なるほど!でも、最近ASEANはデジタル経済とか半導体にも力を入れてるみたいっすね。デジタル経済枠組み協定(DEFA)とか半導体サプライチェーンの枠組み(AFISS)も優先課題に入ってるっす!
コネ姉さん: そうね!ASEANは製造業が強いから、特に半導体産業の発展に力を入れているわ。サプライチェーンの安定化を目指して、各国で協力体制を作ることが狙いなの。
ボス: ふむ…最近は半導体の供給問題が世界的な課題になっているからな。ASEANがこの分野を強化すれば、国際市場での存在感も増すかもしれん。
セカくん: じゃあ、日本企業にとってもチャンスがあるっすね!ASEANの半導体産業に部品や技術を提供すれば、新たなビジネスが生まれそうっす!
コネ姉さん: そうよ!日本の半導体関連企業やデジタル技術を持つ企業にとっては、ASEAN市場への進出がさらに重要になるわね。日本の強みを活かして、協力関係を深めるチャンスよ!