インドネシア政府は2月18日、セラミックタイル製品に対する緊急輸入制限(セーフガード)の発動を決定する財務大臣規則2025年第14号を発出した。同規則によると、セーフガードの発動期間は同規則施行日(2月26日)から2年間で、全ての国・地域から輸入されるものを対象に、追加の輸入関税を課する。

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コネ姉さん: インドネシア政府がセラミックタイル製品に対するセーフガードを発動することを決定したわね。2月26日から2年間、全ての国・地域からの輸入に追加関税を課すことになるわ。
セカくん: えっ、全ての国ってことは、日本からの輸出も影響を受けるんすか?でも、ASEAN加盟国とか124カ国・地域は原産地証明書を提出すれば除外されるってことっすよね?
ボス: ふむ…つまり、ASEAN域内の貿易は優遇されるが、それ以外の国は関税の影響を受けるというわけだな。なんでこんな措置を取ったんだ?
コネ姉さん: インドネシア国内のセラミックタイル産業を保護するためよ。安価な輸入品が国内市場に流入しすぎると、地元企業が競争に負けてしまうから、政府が関税で調整しようとしているのね。
セカくん: なるほど!でも、これって輸入業者にとってはコスト増っすよね?特に、インドネシアでタイルを扱ってる建設業界には影響が出そうっすね。
ボス: ふむ…建設コストが上がれば、住宅価格やインフラ開発にも影響するかもしれんな。インドネシアは今、不動産市場が成長しているが、価格が上がると需要が落ちる可能性もあるな。
コネ姉さん: そうね。セーフガードは一時的な措置だけど、国内の建設業界や消費者にどんな影響を与えるかは注目すべきポイントね。輸入品に頼っていた業者は調達先の見直しを迫られるかもしれないわ。
セカくん: ですよね!ちなみに、日本のセラミックタイル業界はこの影響を受けるっすか?日本からインドネシアにタイルを輸出してる企業とか、対策を考えないといけないっすよね?
コネ姉さん: 日本からの輸出が影響を受ける可能性はあるわね。ただ、日本のタイルは高品質でデザイン性が高いから、主に高級市場向け。安価な大量輸入品とは競争軸が違うから、すぐに大打撃を受けるとは言えないわね。
ボス: ふむ…とはいえ、日本のメーカーもインドネシア市場を重視しているなら、ASEAN域内の工場を活用するなど、対策を考えた方がいいかもしれんな。
セカくん: ですね!今後、インドネシアが他の製品にもセーフガードを広げる可能性もあるっすよね?企業は柔軟に対応できる体制を作るのが大事っすね!
ボス: ふむ…インドネシアの貿易政策は今後も注視する必要がありそうだな。