メキシコの全国鉄鋼業会議所(CANACERO)は2月11日、米国が全貿易相手国に鉄鋼・アルミニウム追加関税を課す大統領布告を発表したことを受け、メキシコの鉄鋼も同措置の対象に含まれることに強い反発を示すプレスリリースを出した。


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コネ姉さん: 米国の鉄鋼・アルミニウム追加関税に対して、メキシコの鉄鋼業界が強く反発しているわね。特にメキシコは鉄鋼を米国に輸出するより、米国から輸入する方が多いから、この措置には正当な理由がないと主張しているのよ。
セカくん: なるほどっすね!しかも、メキシコの鉄鋼輸出の75%が米国向けだから、関税がかかるとかなりの影響を受けそうっすね…。メキシコも報復関税を検討してるみたいだけど、これってどれくらいのリスクがあるんすか?
ボス: ふむ…メキシコが報復関税をかければ、当然、米国産の鉄鋼を使っているメキシコの製造業もダメージを受けるだろう。特に自動車産業は影響が大きそうだな。
コネ姉さん: その通りですわ。USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)の原産地規則があるから、メキシコの自動車メーカーは米国産の鉄鋼を多く使っているの。報復関税で米国製の鋼材が高くなると、自動車の製造コストも上がり、最終的には米国の消費者にも影響が出るわね。
セカくん: うわー、これはただの貿易摩擦じゃなくて、北米全体のサプライチェーンに響きそうっすね…。2018年のトランプ政権時にも似たような関税があったけど、その時もメキシコは報復したんすか?
ボス: そうだな。2018年には米国の関税に対して、メキシコも鋼材を含む71品目に25%の報復関税をかけた。今回も同じような対応を取る可能性はあるが、当時よりもメキシコの自動車産業の米国依存が強くなっているから、ダメージはさらに大きくなるかもしれん。
コネ姉さん: そうですわね。2024年にはメキシコの米国産炭素鋼の輸入量が2019年比で65.8%も増えているの。その影響で、もし米国製の鉄鋼に報復関税をかければ、メキシコの自動車メーカーがコスト増で苦しむことになりかねないわ。
セカくん: ってことは、メキシコ政府としては関税をかける前に、交渉でなんとか米国に撤回させたいって感じっすね?
ボス: そのようだな。メキシコの経済相が米国の商務長官や通商代表と面談して、メキシコの鉄鋼はむしろ米国の利益になっていることを説明しようとしている。
コネ姉さん: でも、交渉がうまくいかなければ、報復関税は避けられないかもしれないわね。そうなると、メキシコの鉄鋼業界だけでなく、自動車業界、ひいては北米全体の競争力にも影響が出るわ。
セカくん: うーん、北米の産業は互いに依存してるから、一方的な関税措置はどこかで悪影響を及ぼしそうっすね。今後の交渉の行方、めちゃくちゃ気になるっす!
ボス: ふむ…メキシコがどう動くか、そして米国がどう対応するか、慎重に見守る必要があるというわけだな。