カナダ統計局が1月21日に発表した12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.8%の上昇で、11月の上昇率(1.9%)を0.1ポイント下回り、上昇幅は鈍化した。
統計局は減速の主な要因として、外食(前年同月比1.6%減)と、アルコール飲料(1.3%減)を挙げた。
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セカくん: カナダの12月のCPI、前年同月比1.8%の上昇っすか。物価の上昇幅は鈍化してるけど、住宅価格や家賃はまだ高騰してるみたいっすね。これってどういうことっすか?
コネ姉さん: そうね。全体的な物価上昇は落ち着いてきたけど、住宅関連のコストは引き続き上がっているのよ。特に家賃は7.1%増と高く、住宅ローン金利も11.7%上昇しているから、住居費の負担はまだ大きいの。
ボス: ふむ…物価が落ち着いてきたと言っても、住居費がこれだけ上がっているなら、生活はまだ厳しそうだな。減税法が施行された影響はどれくらいあるんだ?
コネ姉さん: 「全カナダ人のための減税法」で、一部の項目が免税対象になったのがCPIの鈍化につながっているわ。特に外食とアルコール飲料の価格が下がったのが大きいわね。でも、住居費やガソリン価格は減税の影響を受けていないから、そこは引き続き上昇しているの。
セカくん: なるほどっすね。でも、トロント・ドミニオン銀行のエコノミストが言ってる「トランプ前大統領の関税導入」って、そんなに影響があるんすか?
コネ姉さん: あるわよ!もし米国がカナダとメキシコに対して25%の関税を導入すると、輸出が減ってカナダ経済に大きなダメージを与える可能性があるの。特にカナダは米国との貿易依存度が高いから、影響は深刻ね。
ボス: ふむ…貿易摩擦が激しくなると、カナダ経済全体が冷え込むかもしれんな。そうなると、中央銀行の利下げの可能性も高まるわけか?
コネ姉さん: その通りよ。すでに需要が軟調な状況で、関税ショックが加われば景気後退のリスクが高まるわ。だからTDエコノミクスは、中央銀行が次回の会合で0.25%の利下げをする可能性が高いと予想しているの。
セカくん: 2024年のCPIは年平均2.4%の上昇で、コロナ禍を除くと2011年以来の高水準ってことっすよね?これって、カナダのインフレはまだ完全に収まってないってことっすか?
コネ姉さん: そうね。ピーク時ほどではないけど、まだインフレ圧力は残っているわ。ただ、住宅コストを除けば、物価は安定しつつあるから、政策次第ではさらに落ち着く可能性があるわね。
ボス: ふむ…物価と金利、さらに米国との関係が絡むと、なかなか先行きは読めんな。
セカくん: そうっすね!利下げのタイミングとか、米国の関税政策がどうなるかも含めて、今後のカナダ経済の動向に注目っすね!