米国のジョー・バイデン大統領は1月3日、日本製鉄による米国鉄鋼大手USスチールの買収計画について、米国の国家安全保障上の懸念を理由に、取引を禁止する行政命令を発表した。日本企業による米国企業の買収を米国大統領が禁止したのは今回が初めて。
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コネ姉さん:バイデン大統領が、日本製鉄によるUSスチールの買収を禁止する行政命令を出しましたね。CFIUSの審査が影響を及ぼしたようですわ。
セカくん:CFIUSって、外国企業の投資を審査する組織ですよね。でも、なんでこの買収が国家安全保障上のリスクになるんですか?
ボス:ふむ、鉄鋼産業が国家の重要産業だとは聞くが、それだけでこんな大きな決定をするのか?
コネ姉さん:バイデン大統領の声明では、鉄鋼産業の国内所有がサプライチェーンの安全に必要だと強調されていましたわ。でも背景には、選挙を意識した政治的な意図もありそうです。
セカくん:ペンシルベニア州が激戦州だから、そういう動きがあるってことですね。企業にとってはかなり厳しい状況っすね。
ボス:それにしても、日本製鉄とUSスチールは黙っていないな。訴訟を起こしたようだが、どんな内容なんだ?
コネ姉さん:CFIUSの審査が法的要件に違反していた可能性や、政治的介入があったことを主張しています。また、別の訴訟では、米国内の企業や労組が違法な行為で買収を妨害したと指摘しています。
セカくん:これ、日米関係にも影響しそうですね。石破首相も厳しいコメントを出してますし、今後どうなるんでしょう?
ボス:日本側が米国に対して懸念を伝えたというのは重要だな。同盟国間での信頼関係が試される事態だ。
コネ姉さん:おっしゃる通りですわ。特に今回の決定は、中国以外の国への取引禁止命令として初めてで、前例のない対応ですから、日米投資の将来に影響を及ぼす可能性があります。
セカくん:日本企業はこれを教訓に、今後の対米投資戦略を見直す必要がありそうっすね。続報が気になります!