欧州委員会は12月9日、域内産業の財政支援に関する新たな枠組み「欧州戦略技術プラットフォーム(STEP)」に基づき、STEPシール(主権シール)の認定を受けた事業の一覧を発表した。

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コネ姉さん:欧州委員会が 「欧州戦略技術プラットフォーム(STEP)」 の枠組みで、優良事業に付与する STEPシール の第1弾を発表したわ。対象はディープデジタル技術、再生可能エネルギーなどのクリーン技術、バイオ技術 の3分野で、スタートアップから大企業まで幅広い事業が対象になっているの。
セカくん:STEPシールを受けた事業ってどんな優遇があるんすか?
コネ姉さん:STEPシールを取得すれば、複数のEUプログラムへの応募時に優遇されるのよ。例えば、「ホライズン・ヨーロッパ 」や「イノベーション基金」、投資促進策「インベストEU」なんかがあるわ。資金調達がよりスムーズになる仕組みね。
ボス:ふむ…そのSTEPシールの対象事業はどのくらいあるんだ?
コネ姉さん:第1弾では155件の事業がSTEPシールを付与されたの。そのうち130件が公表されていて、内訳はイノベーション基金が85件、審査基準はクリアしたけど選定漏れの事業が39件、ホライズン・ヨーロッパの宇宙研究で6件ね。
セカくん:どんな事業が対象になってるんすか?具体例が知りたいっす!
コネ姉さん:欧州委員会が挙げた具体例だと、ポーランド:洋上風力関連部品の開発、オランダ:水素燃料電池を使った船舶貨物サービス、イタリア:太陽光発電モジュールの製造、デンマーク:CO₂貯留技術の開発、どれもクリーンエネルギーや排出削減技術など、環境負荷の低減を目指すものばかりよ。
ボス:ふむ…EU全体でテック産業を強化しようという動きだな。だがなぜ今、このSTEPを導入したんだ?
コネ姉さん:EUでは 資金調達の難しさや支援の分散が指摘されていて、結果的にテック産業の競争力が低下しているの。STEPは、重要な技術を持つ事業に優先的に資金や支援を集中させて、競争力を取り戻す狙いがあるわね。
セカくん:なるほど!クリーン技術やデジタル技術はこれからの成長分野っすもんね。こういう制度で中小企業やスタートアップがスケールアップするのはいいっすね!
ボス:ふむ、今後もこのSTEPシールがEU域内の技術革新を支える柱になりそうだな。日本企業にも何か学べる点があるかもしれん。
コネ姉さん:その通り!STEPのような支援枠組みは、資金調達の課題を抱えるスタートアップや中小企業にとって重要な一歩になるの。特に再生可能エネルギー分野は、日本企業にとっても協業や技術連携のチャンス が広がるわね。
セカくん:わくわくするっす!EUの技術革新の動向、今後も注目していくっすよ!