EUでは、欧州議会が11月27日に欧州委員人事案を信任し、12月1日に新体制が始動した。欧州産業界からは、産業競争力強化に向け、EUに迅速な行動を求める声が相次いだ。
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コネ姉さん:EUで12月1日に新たな欧州委員会体制が始動しましたわね。欧州産業界からは競争力強化に向けて迅速な行動を求める声が高まっているとのこと、重要な局面ですわ。
セカくん:グリーン化と競争力の両立って難しそうですけど、どんなアプローチが必要なんですかね?
ボス:ふむ…ビジネスヨーロッパはエネルギー価格の差を縮めることや規制負担の軽減を提案しているようだな。それと、許認可プロセスの効率化もカギになるらしい。
コネ姉さん:その通りですわ。特に鉄鋼業界からは、世界的な過剰生産の影響や、脱炭素化事業の停滞が問題視されていますわね。通商防衛措置や炭素国境調整メカニズム(CBAM)の活用が提案されていますの。
セカくん:CBAMって、輸入品の炭素排出量に対する課税みたいな仕組みですよね?それって産業全体にどんな効果をもたらすんですか?
コネ姉さん:そうですわ。CBAMはEU域内の脱炭素化を進める一方で、不公平な競争を防ぎますわ。ただし、導入には慎重な対応が必要で、影響を受ける業界の声を聞くことが重要ですわね。
ボス:ふむ…化学工業連盟(Cefic)もエネルギー価格の高さや複雑な規制が課題だと指摘しているようだな。規制の影響を慎重に評価する必要があると言っている。
セカくん:産業界全体がこんなに大変だと、EUグリーン・ディールの目標達成も厳しそうですよね。現行の政策で十分なんですか?
コネ姉さん:そこが議論のポイントですわね。Ceficの「アントワープ宣言」は、域内投資を回復させるための提案をまとめていますが、現行規制の実施状況を見直すことが求められていますわ。
ボス:ふむ…新体制には、これらの産業界の声をどう政策に反映させるかが問われるな。迅速かつ柔軟な対応が必要だ。
セカくん:確かに、欧州の製造業基盤を守るために、産業界と政府がもっと連携するべきですね!どんな新しい政策が提案されるのか楽しみですっ!