9月の米雇用統計、新規雇用者数が25万4,000人増と大幅増加、失業率は4.1%に低下

9月の米雇用統計、新規雇用者数が25万4,000人増と大幅増加、失業率は4.1%に低下

米国労働省は10月4日、2024年9月の雇用統計を発表した。雇用者数の伸びが大幅に増加したほか、失業率も4.1%と予想外の低下をみせ、過去数カ月間みられた労働市場の減速感を払拭する内容となった。
なお、調査期間の関係で、9月末に米国南東部を襲ったハリケーン「へリーン」の影響は9月の統計には反映されていない。

引用元 JETRO:ビジネス短信

セカくん:9月の米国雇用統計、かなり好調だったみたいっすね!雇用者数が予想を大きく上回る43万人も増えて、失業率も4.1%に下がったって、これってすごいことなんじゃないっすか?

コネ姉さん:そうね。特に失業率が予想よりも低下したのは驚きだったわ。雇用者数も、過去数カ月の減速傾向を払拭するような強い伸びを見せたわね。民間部門の増加が特に大きく、建設業やサービス業が伸びているのが特徴的よ。

ボス:ふむ、製造業は減少しているが、サービス業や建設業が伸びているのはアメリカの経済構造の変化を示しているのかもしれんな。娯楽・接客業も大きく増えているようだが、これはどうしてだ?

コネ姉さん:娯楽・接客業の増加は、経済活動の回復や観光業の需要が影響しているわね。また、ヘルスケアや教育分野も増加していて、これは米国の高齢化や医療需要の高まりが関係しているの。

セカくん:そういう背景があるんですね!でも、製造業の雇用は低迷しているみたいで、これは何か特別な理由があるんですか?

コネ姉さん:製造業の低迷は、特に自動車販売の減少や、今後の政策変更リスクが影響していると考えられるわ。大統領選挙や経済政策の変動リスクが、製造業の不透明さを増しているのね。

ボス:そうか…それでも、全体としては強い雇用統計だな。これでFRBが利下げに慎重になるかもしれん。

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