第33回となる食品見本市「ワールドフード・モスクワ(WFM)」が9月17日から20日に、モスクワ近郊の展示会場クロックス・エクスポで開催された。
主催者の発表(10月2日)によると、来場者数は2万2,000人を超えて前回より増加した一方、ナショナルパビリオンを設置したのは15カ国と、前年の17カ国から減少した。
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セカくん:ワールドフード・モスクワって、すごい規模のイベントっすね!2万2,000人の来場者って、前年よりも増えたのが意外です。どんな食品が出展されてたんですか?
コネ姉さん:そうね、WFMはロシア最大級の食品見本市で、食品から非食品まで幅広い出展がありました。特に中国企業の出展が目立っていて、全体の2割以上、約260社が参加したのよ。包装機械なんかも出展されてたわ。
ボス:ふむ、そうか。けど、参加国が15カ国で前年より減ったんだな。非友好国ってのが影響しているのかもしれんが、ハンガリーは参加したんだな?
コネ姉さん:その通りね。ロシアが「非友好国」と指定している国々からはハンガリーだけがナショナルパビリオンを設置したわ。他の非友好国からは韓国が個別ブースで小規模ながら出展していたわね。
セカくん:それってビジネス的にどんな意味があるんですか?ハンガリーが唯一参加したのって、戦略的な理由があるんじゃないっすか?
コネ姉さん:そうね、ハンガリーはロシアとの経済的関係を大事にしてるから、他国が避ける中でも積極的に参加しているのかもしれないわ。これも経済制裁を回避しつつビジネスチャンスを狙っている戦略の一つね。
ボス:韓国も何か出していたようだが、キムチか?フリーズドライの食品が今、トレンドなのか?
コネ姉さん:そうね、韓国は農水産食品を中心に、フリーズドライのキムチやプロテインバー、パウチ飲料など、ヘルシーな食品を紹介してたわ。健康志向が高まっているから、こういった商品が注目されているのね。
セカくん:健康志向の食品って、特に国際市場では強いですよね!中国の企業もたくさん出展してましたけど、具体的にどんなものを展示してたんすか?
コネ姉さん:中国からは食品だけじゃなくて、包装機械など非食品の出展も多かったわ。物流やパッケージング技術が注目されている証拠ね。効率化を図るための機械が多く展示されていたようよ。
ボス:なるほどな。非友好国の減少と、中国企業の増加が興味深い流れだな。