カナダ中央銀行(中銀)は7月24日、政策金利を0.25ポイント引き下げ、4.5%とすることを発表した。今回の引き下げは、前回に続き2会合連続。また同日、経済見通しを示す金融政策報告書も併せて発表した。声明ではカナダ経済について、人口増加率が年率約3%と高く、経済成長率を上回っている結果、経済全体としては依然として供給超過の状態とした。
記事を”読む”
米国の電気自動車(EV)メーカーのテスラは10月10日、カリフォルニア州バーバンクのワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー映画スタジオで「ウィー、ロボット(We, Robot)」と題したイベントを開催し、完全自動運転のEV […]
ブラジル全国電力系統運用者(ONS)は9月23日、政府に夏時間の導入を提言した(注1)。これを受け、10月10日付の現地紙「フォーリャ」は、アレクサンドル・シルベイラ鉱業エネルギー相が10月8日、夏時間導入の是非に関する […]
イランのマースード・ペゼシュキヤーン大統領は10月11日、国際フォーラム「時代と文明の相互接続-平和と発展の基盤」出席のため、中央アジアのトルクメニスタンの首都アシガバートを訪問し、同じくフォーラムに出席したロシアのウラ […]
セカくん: カナダ中央銀行が政策金利を0.25ポイント引き下げて4.5%にしたんだね!これで2会合連続の引き下げだね。どんな理由があるんだろう?
コネ姉さん: カナダ経済の供給超過が続いているためよ。人口増加率が年率約3%と高い一方で、経済成長率を上回っている結果、供給超過の状態が続いているの。消費者物価指数(CPI)の上昇率も緩和されていて、インフレ圧力が低下していることが背景にあるわ。
ボス: ふむ…でも、住宅関連費用やサービスの価格は上昇しているんだな。それがインフレにどう影響しているんだ?
コネ姉さん: そうね、住宅関連費用や一部のサービスの価格上昇がインフレ率を押し上げているの。そのため、中央銀行はこれらの相反する力を注意深く見極めているのよ。
セカくん: なるほど、エコノミストたちは次回も利下げが行われる可能性があると予想しているんだね。具体的にはどんな予測がされているの?
コネ姉さん: モントリオール銀行のチーフエコノミスト、ダグラス・ポーター氏は、2024年末までに政策金利が4%まで引き下げられると見ているわ。また、CIBCキャピタルマーケッツのエコノミストたちも、9月と10月に2回の追加利下げが行われ、年末には政策金利が4.0%になる可能性が高いと予想しているの。
ボス: ふむ…次回の政策金利発表はいつなんだ?
コネ姉さん: 次回の政策金利発表は9月4日に予定されているわ。これからの動向に注目ね。
セカくん: カナダの経済がどう変わっていくのか、これからも目が離せないね!