第1四半期のGDP成長率は前期比0.2%

第1四半期のGDP成長率は前期比0.2%

ニュージーランド統計局は6月20日、2024年第1四半期(1~3月)の実質GDP成長率が前期比0.2%増(注)だったと発表した。2期連続のマイナス成長(2024年4月9日記事参照)から脱し、3期ぶりのプラス成長となった。
需要項目別では、家計や海外旅行者によるサービスや非耐久財を中心とした支出の増加などで、民間消費支出が前期比1.6%増加し、GDPを押し上げる要因となった。

引用元 JETRO:ビジネス短信

セカくん: ニュージーランドの2024年第1四半期のGDPが0.2%増加したってニュース、すごいですね!どの要因がこのプラス成長に貢献したんですか?

コネ姉さん: それは家計や海外旅行者のサービスや非耐久財への支出が増えたことが大きな要因なのよ。具体的には、民間消費支出が1.6%増加して、GDPを押し上げたの。

ボス: ふむ、でも輸入も6.1%増加しているんだろう?それはどう影響しているんだ?

コネ姉さん: 確かに輸入の増加は一部の負担となったけれど、それ以上に国内の消費の増加が強かったんだ。また、住宅建設や輸送機器投資の減少で総固定資本形成が1.3%減少したけど、全体としてはプラス成長となったの。

セカくん: 産業別に見ても、電気・ガス・水道・廃棄物サービスが2.9%増加してるって、具体的にどんな活動が増えたんですか?

コネ姉さん: 発電や売電、送配電の増加が影響しているの。特に電力の需要が高まったのかもしれないわね。

ボス: 建設業や製造業が減少しているのは気になるな。特に製造業は1.2%減少しているようだが、何が原因なんだ?

コネ姉さん: 石油・化学・プラスチック・ゴム製品や輸送機器・機械設備の落ち込みが大きな要因ね。また、専門・科学・技術・管理・ビジネスサービスも1.1%減少しているのは、科学・建築・エンジニアリングサービス、法律・会計サービスの減少が影響しているのよ。

セカくん: 財務相のニコラ・ウィリスさんは、経済成長の回復に向けてどういう施策を打ち出しているんですか?

コネ姉さん: 彼女は財政規律を回復し、経済成長を促進するための施策を強調しているわ。新年度予算案でも、経済の立て直しや生活費負担の軽減、財政健全化と債務削減を目標に掲げているの。

ボス: まあ、仕方ないな。インフレ抑制と金利低下が成長回復に繋がるなら、下半期以降の見通しも期待できるというわけか。

セカくん: これからのニュージーランドの経済動向、さらに注目していきたいですね!

コネ姉さん: そうね、今後の経済の動きから目が離せないわ!

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