オーストラリアのアルバニージー首相再選後初の米国との首脳会談で、重要鉱物安定供給の枠組みに合意

オーストラリアのアルバニージー首相再選後初の米国との首脳会談で、重要鉱物安定供給の枠組みに合意

オーストラリア連邦政府のアンソニー・アルバニージー首相は10月20日、米国の首都ワシントンで、ドナルド・トランプ米大統領と首脳会談を行った。2025年5月の同首相再選後の初となる米国との首脳会談で、重要鉱物やレアアースの安定供給に向けた2か国間の枠組みに署名したことを発表した。

引用元 JETRO:ビジネス短信

セカくん:オーストラリアとアメリカが重要鉱物の供給で新枠組み!すごい動きっすね。レアアースって、防衛とかEVにも欠かせないやつですよね?

コネ姉さん:そうですわ。レアアースやガリウムは半導体・電池・AI技術に必須ですの。今回の合意で採掘から精錬までのサプライチェーンを強化する狙いがあります。

ボス:ふむ、やはり中国依存を減らす動きだな。非市場的慣習から守る、というのもその意味か。

セカくん:ですね!価格下限制度まで導入って、かなり踏み込んだ政策っす。85億ドル規模の投資もすごい。

コネ姉さん:しかも、そのうち2件は日本も関わっていますのよ。双日とアルコアのガリウム回収プロジェクトが代表例ですわ。世界供給の1割を担う計画です。

ボス:日本も入ってるのか。それは心強い話だな。エネルギー安全保障の面でも意味があるな。

セカくん:ノーランズのレアアースプロジェクトも注目っすね。世界シェア5%って、かなりインパクトある数字!

コネ姉さん:ええ、オーストラリアの資源力に米国の資本が加わることで、サプライチェーンの安定化が進みますわね。

ボス:180日以内に閣僚会議を開くというのも、スピード感がある。政治の決断力を感じるな。

セカくん:さらにリサイクル技術にも投資って、サステナブルな方向性もちゃんと意識してるっす!

コネ姉さん:持続可能性は今や国家戦略の柱ですわ。鉱物資産の売却制限など、国家安全保障との結びつきも強化されていますの。

ボス:70年の同盟が“経済安全保障同盟”に進化したというわけか。時代を感じるな。

セカくん:日本もこの動きにうまく乗れば、レアアースリスクをかなり減らせそうっすね!

コネ姉さん:ええ、まさに「鉱物資源の地政学」が新段階に入りましたわね。米豪主導の新しい資源供給モデル、今後の展開が楽しみですわ。

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